2004年12月02日

書評:旅するカメラ

『旅するカメラ 畔幻法戞陛鷲瑤気箸襦判佝如

著者の渡部さとるは元日刊スポーツのカメラマンで3年で退職して独立している。カメラマン生活での苦労話や内輪話、ライカやハッセルブラッド、ローライなどのカメラへの思い、撮影技術についてのコラムがならぶ。

読みやすいし、落ち着いた面白さがある。多少なりともマニュアルカメラに関心があって、古いカメラの名前を知っているなら楽しめるかもしれない。

モノクロ写真が何十枚か挿入されている。南の島で撮った写真がなかなかいい。サイズが小さいのが残念。しかし、ニューヨークや江古田を撮ったものはずいぶんと地味な印象だ。いいトーンで焼かれているので、技術的には面白いかもしれない。

印象に残る言葉があった。「自分の好きな光さえ見つけることができたら、なにを撮っても自分の写真になるし、何枚並べても不自然になることはない。」

なるほど。好きな光ってのはあるけど、統一しようと思ったことはなかった。もっと意識的であったほうがいいのかもしれない。

ご本人のウェブサイトに連載されたコラムから選ばれて本書に収められている。写真も見ることが出来るので、とりあえず下記のサイトにアクセスをしてください。

渡部さとる studio monochrome on the web …渡部さとる氏本人のウェブサイト。

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この記事へのコメント
■投稿者:あおちゃん at 2005年01月11日 14:54
はじめまして。
この本、ようやく手に入れました!
「旅するカメラ2」の方はどこでも見かけるのに、
こちらは全然見つかりませんでした。
楽しみです!
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■投稿者:Cozy at 2005年01月11日 19:48
いらっしゃい>あおちゃん

購入されましたか。
2の方が売れているみたいですが、この「旅するカメラ」の方が面白いと思うんですよね。
ぜひ楽しんで読んでください。(著者じゃないけど)
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