2005年01月01日

ロシアンファームでKiss Digitalをパワーアップ

EOS Kiss Digitalはソフトウェア的に機能制限をかけられている。本来はもっと使いやすく高機能であるはずなのに、上位機種との差別化のためにキヤノンはEOS Kiss Digitalの機能を低く押さえている。それも値段にはなんら影響のないファームウェアを細工することによってだ。つまりキヤノンは上位機種が売れなくなることをおそれて、Kiss Digitalを無理やり低レベルなカメラにしているのだ。

ところが、この機能制限を解除する裏ファームウェア(Ver 1.1.1 B7.1)が存在することが当局の調べでわかった。正式名はRussian Hack(ロシアンハック)、通称ロシアンファームという。キヤノン正式版のVer 1.1.1を改造したものだ。なぜロシアンなのかといえば、ロシア人Wasiaが開発したからだ。

このロシアンファームをインストールすると新たにカスタムファンクションが追加される。さらにオートフォーカスのモードが自由に選べるようになり、ISO感度をISO3200にまで引き上げることができる。簡単言えば、上位モデルに近い機能を持ったEOS Kiss Digitalにパワーアップできるのだ。

とりわけ重要なのはAFロックのワンショットAFが選択可能となることだ。正式版ファームウェアでは応用撮影ゾーンのP、Tv、Av、MではAIフォーカスAFというクソモードしか使えない。一度AFロックをかけて、シャッターボタンを半押しのまま構図を決めようとしても、被写体によってはサーボ状態に入ってしまう。とんでもない機能制限でKiss Digitalの泣き所となっていた。しかし、ロシアンファームウェアではワンショットAFが選べるようになる。ワンショットAFを使えばAFロックがバッチリかかるのだ。

ロシアンファームを導入したら、次のように操作すればいい。

■AFモードの選択方法
1.EOS Kiss Digitalの電源が入っている状態で(かつAFレンズがAFモードにセットされている状態で)、十字キーの左ボタンを押す。
2.電子ダイヤルを回転して、AF OSを選ぶ。(回転方向は右でも左でも可)
3.ふたたび十字キーの左ボタンを押す、もしくは通常の操作をする。

各パラメータの意味は次の通り。
  AF OS…ワンショットAF
  AF-SE…AIサーボ (現在動作せず)
  AF-AI…AIフォーカスAF

ワンショットAFが使えないために、今までしばしば悔しい思いをしてきたが、これでEOS Kiss Digitalはずっと使いやすいカメラになる。あとはKiss Digitalとともに写真ライフを楽しむだけだ。

なお、ロシアンファームの導入によって君およびともだちのKiss Digitalが故障したり、あるいは保証外となり修理が不能となっても当局はいっさい関知しないからそのつもりで。尚、この記事は自動的に消滅する(かも)。成功を祈る。

(正式版に戻す方法はあるし、ロシアンファームのKiss Digitalを修理をしてもらったという報告もありますが、あくまでも自己責任で行ってください)

キヤノン EOS Kiss Digital 用改造ファーム…ロシアンファームのまとめサイト。マニュアルあり。ファームウェアのダウンロードも可能。

EOS Kiss Digitalの裏ファームを試す!…裏ファームウェアの紹介。ただし、バージョンがひとつ前の 1.1.1 B7。

Modified firmware for Canon EOS 300D/Digital Rebel…本家のサイト。

EOS Kiss Digitalファームウェア変更ページ…キヤノン公式サイトのファームウェア更新の手順の説明ページ



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この記事へのコメント
■投稿者:kazu-dog at 2005年01月02日 08:50
うう〜む そうだったのか・・
そんなファームが存在したのか?!
上位機種と「差別化」するためのだけのいやらしい機能制限がこれで解除できる。
う〜む もっと早く知っていたらなあ。
キスデジって、今でもカメラとしてのポテンシャル高いですからね。
*ist DSやE-300、D70と比べても負けてないカメラです。
それを自ら放棄しているみたいなところがあったからなあ、キヤノン。
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■投稿者:Cozy at 2005年01月02日 18:43
そうなんです。驚きますよね。
私ももっと速く知っていれば、と思いました。
これでEOS Kiss Digitalはあと数年は問題なく使えそうです。
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