2005年01月21日

書評:ナショナルジオグラフィック プロの撮り方

『ナショナルジオグラフィック プロの撮り方―傑作写真はこうして生まれる』(著者:ピーター・K. ブリアン, ロバート カプート,出版社:日経ナショナルジオグラフィック社)

本書は大きく三部から構成されている。

最初の「撮影のための基礎知識」ではカメラ、レンズなどの機材、構図、光などの写真を構成する要素についてひと通りの知識を与えてくれる。網羅的に書かれているので、長く写真を趣味としている人も知らないことがけっこうあるかもしれない。

続く「被写体の世界」では、風景、人物、建築物、祭り、パレード、スポーツ、クローズアップ撮影(接写)、夕景と夜景などの被写体別の撮影のポイントを解説している。過不足なくコンパクトにまとめてあるのはさすがナショナルジオグラフィックだ。いろいろな被写体にチャレンジしたい人には最適だ。

最後の「特殊な環境での撮影」では、水中での撮影、動物、航空写真、冒険といかにもナショナルジオグラフィックらしい状況、被写体の撮り方を解説している。普通の人が役立てるチャンスはほとんどないかもしれないが、たんに読み物として楽しめる。

その他にところどころにナショナルジオグラフィックで活躍する第一線のプロカメラマンのインタビューがあり、カメラマンからのアドバイスがまとめてある。こういう話はなかなか聞けないので貴重だ。

全体によくまとまっていて、中身も濃い。初心者だけでなく、中級者以上にも役立つ一冊となっている。これから写真をはじめたい人にはとくにお薦めだ。


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