2005年02月16日

書評:情報商人のすゝめ

『朝起きるたびに、どんどんお金持ちになっている 情報商人のすゝめ〜1日2時間の労働で、毎月新車が買えるくらい稼ぐ方法』(著者:岩元 貴久,出版社:総合法令出版)

インターネットで情報が売られているが、そういう仕事をする人をインフォプレナーと呼ぶそうだ。著者はこれを情報商人と意訳している。

この本を読むと情報商人がどうやって儲けようとしているのかがわかってくる。逆に受け手としては情報商人がどうやって売り込んでくるかがわかる。露骨なDMなどの売込みとは違ううまいやり方に乗せられないためにこういうことを知っておくのも悪くないだろう。

まず売るための商材=本を用意する。これは自分がオンライン販売用に書く。50〜100ページで何万円も払わせるために、人が欲しくなるテーマ、タイトルで、深い内容が要求される。

そのための本の書き方が書いてある。言っていることはなるほどと思わせるし、いかにも簡単そうに書いてあるが、魅力的な商材を作れる人は最初から魅力的な情報を持っている人であり、不足する情報を集め加工する能力のある人だ。そこは勘違いしない方がいい。

人から取材したことを書いてもいいと著者は言っているがちょっとしたインタビューでノウハウを公開するだろうか。後のほうを読むと、商材の一部(消費者の一歩先を行く内容であること)を読ませてから、商材全部(二歩も三歩も先を行く内容)を買わせるようにすすめているが、そんな商材がここに書かれた簡単なインタビューだけで得られるわけがない。

やはりこの本の内容を実践するにしても、人が欲しがるような重要な情報を持っていることが前提だろう。

集客や売り方についてのノウハウはさすがにうまい。このあたりの内容には商売人らしさがよくでている。メールマガジンで人を集め、ホームページに誘導し、いかに会員として取り込んでいくか。ユーザーの心理をよく知っているようだ。

最後の方になると顧客に紹介手数料を払って商材を売ることをすすめるようと書いてある。本書の実践としてまずこの著者の商材を売ることをすすめている。なんだこれは。マルチ商法とは違うようだが、けっこういかがわしい。

ノウハウに見るべき点はあるけれど、どうも著者が儲かるようになっているのが、イヤな感じだ。

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