タイトル一覧

イラク 人質 香田 | 書評:ソース あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。 | おい、しっかりせんか! | 千寿七福神の不動院、花つみばあさん | 詩(ポエジー)には一定の棲家などない | 慈眼寺の石仏 | ソープの王様 | 北千住のビラ配りお姉さん | 浅草ロックンロール少女 | 城郭門から | 書評:<パリ写真>の世紀 | ビニールハウスat大手町 | 日本銀行のひまだっちゃ! | 日本橋の裏側 その3(刑事に質問されるの巻) | 日本橋の裏側 その2 | 日本橋の裏側 その1 | 書評:下町純情カメラ/大西みつぐ | 中延ねぶた | 渋谷区円山町 ラブホテル街 | ラブホテル街の入り口で垂直について考える | 安井仲治写真展の感想 | 永井荷風のアリゾナ | 日本橋三越を見上げる | 書評:変わる若者と職業世界 | ねぷたの女子高生 | 愛車ローンで | 日本橋三越から | 日本の美「琳派」展2004 | 不動前町会 | 人気blogランキング3位の秘密 |

2004年10月31日

イラク 人質 香田

自分探しのたびに出てイラクで人質になった香田証生さんに関して…。

香田さんは「プロボクサーになりたい」と高校を2年で中退し、塗装会社や畳店で働いていた。その間、プロボクサーになるためのどんなことをしたのかは不明。

では、彼の言う「自分探し」とは何か。友人の証言では、香田さんは「自分探しの旅に出る。ニュージーランドでホームステイした後、ワーキングホリデーで各地を旅したい」と話していたそうだ。

旅の中で見つけるつもりだったのだろう。しかし、彼は危機感のなさにより自らの死に遭遇することになった…。

それにしても、「なぜ」という思いが残る。なぜ、自分探しがイラクなのか。インドでいいじゃないか。それが日本人が自分探しの旅に出るときの伝統だろう。東南アジアでもいい。よりによって、という疑問。

よりによってイラクである理由は、もしかしたら話題になっているからというものか。まさか、危険だから、という理由ではないだろう。本人に聞いてみなければわからないが、自分探しがイラクでなければならない理由が見当たらない。

彼の言動からは悲壮感も、切迫感も感じられない。むしろひょうひょうとした漂泊感が感じられる。私としてはむしろそこが気になる。世間ではバカと呼ばれる部分だろうが、私にはむしろ好ましい何かがあるような気がする。

ちょっと気になったこと:外務省の高島報道官を見たときに「NHKにいた人だ」と思った。ニュースに出ていたのを覚えている。久米ひろしのニュースステーションに対抗する番組をまかされていたように記憶する。もちろん視聴率では勝てなかったが。

高島肇久(たかしま はつひさ)…その経歴(プロフィール)。

懐疑派BLOG:新聞社説/香田証生…各新聞の社説の紹介とコメント。

Googleニュースの検索ボックスを作ってみた。ボタンをクリックしてみてください。最新ニュースが表示されます。
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書評:ソース あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。

『ソース―あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。』(マイク・マクマナス著、ヒューイ陽子訳、VOICE)

自分の中のワクワク(=ソース)を追求しなさい。あなたがワクワクすることをやってみると、すべてがうまく回転し始める。あなたはストレスを感じない。楽しくてしょうがない。ワクワクに関連した仕事も手に入る。あなたにふさわしい配偶者も見つかる。とにかくワクワクすることをすべてやってみなさい。

というのが、この本の骨子だ。

ただし、あなたのすべてのワクワクのすべてをみつけて、そのすべてを実行しなければならない。「お金は後からついてきます」が、「これを統計的に証明することはできません」。

しかし、無理だなどと言い訳をしてはならない。「生まれながらのワクワクを追求することこそ、もっとも責任ある生き方であり、人間として一番大切な行為なのです。」

ワクワクを実践するための方法である「ソース」プログラムは3つある。1つはこの本。2つめはマクマナスのやっていたワークショップ、そして自宅学習キットの「セルフスタディキット」。VOICEのホームページでどちらも申し込める。日本語版が出版される前にマクマナスは逝去したが、ワークショップはソース公認トレーナーが行っている。いつそんなシステムができたのか。

このVOICEという出版社はかつて『バシャール』(ダリル・アンカ、ヴォイス)というチャネリングの本を出していた。そこではエササニ星の陽気な宇宙人であるバシャールが宇宙からの霊的通信で「ワクワク」を説いていたっけ。

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おい、しっかりせんか!

新宿御苑、猫とおじいさん
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、Distagon28mmF2.8

秋の新宿御苑

このところ雨が続いて気持ちのいい秋晴れが少ないので、昨年の写真を持ってきた。

このネコ、生きているのか死んでいるのか、おじさんがのぞきこんで、様子を見ている。「おい、しっかりせんか!」とセリフをつけてみたい場面だ。

もちろん生きております。新宿御苑のネコはやけに人間慣れしているし、天気もよくて、こんなところで昼寝をしているだけ。

となりの娘さん(?)にもひと演技してほしかった。

新宿御苑は有料だ。入園料は大人200円、小中学生50円、幼児無料。お金を取るので浮浪者はいない。手入れもいい。都会の真ん中でのんびりするにはいい公園だ。

花の写真を撮るなら、『新宿御苑撮影ガイド―花と風景の12ヵ月』が参考になる。季節ごとの花と撮影方法の紹介、付録には四季ごとの公園マップ(どこにどの花が咲いているかわかる)がついている。

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2004年10月30日

千寿七福神の不動院、花つみばあさん

千寿七福神の不動院
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、Distagon28mmF2.8

東京にはいろいろな七福神がある。千住には千寿七福神があって正月にはにぎわう。ここ不動院には福禄寿の石像が安置してある。

なんてことは後から知った。福禄寿も見ていない。

おばあさんが花を積んだ荷台を押していた。お墓に供えられた花が枯れたり腐る前に取り除いているらしい。お寺でこんなことをしているとは知らなかった。

ちなみに福禄寿(ふくろじゅ)は中国の神様だ。福(子孫繁栄)、禄(財産)、寿(健康長寿)の三徳を意味する。道教が起源らしいが、福とか禄は道教らしくない。民間信仰になじむように変質したのかもしれない。

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2004年10月29日

詩(ポエジー)には一定の棲家などない

芸術や科学の分野で、未踏の処女地に新たな発見を求めて進もうとするこの情熱(…)この精神的な磁気を、私は愛した。私もシュルレアリストにならって、詩(ポエジー)には一定の棲家などないこと、ポエジーは必ずしも詩篇の中にあるわけではないこと、街頭でも、壁の上でも、どこででも、ポエジーに出会うことはできるのだということを私は認めた。(ブラッサイ『ピカソとの対話』飯島・大岡氏訳)

ブラッサイは写真による落書きの収集を30年以上にわたって続け、『落書き』という写真集にまとめた。手帳には落書きのあった場所や日時などが記録され、同じ落書き何年もしてから訪れることもあった。その執念にも驚くが、ここではポエジーへのこだわりに注目したい。

「パリ写真」においては写真家と詩人や文学者が組んで詩集を出すことがしばしば見られた。が、ブラッサイは自分でも詩を書く人であった。もともと美術を学んでいたことも考えると、ブラッサイはいろいろな表現に関心があったようだ。そして彼には表現がポエジーを表していることが重要だった。

では、ポエジーとは何か。ポエジーは「詩」であるけれど、日本語の語感では「詩情」と言ったほうがいいかもしれない。そう言い換えたとしてもその実態が理解できるわけではないが。

そこでポエジーに詳しい人の意見を拾ってみると、

  ポエジーとは瞬間化された形而上学である。‥‥ガストン・バシュラール

ますますわからない。わからないけど、「おお、かっこいい」と思ってしまった。
  

慈眼寺の石仏

足立区慈眼寺の石仏
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、Distagon28mmF2.8

北千住商店街の南端を右にまがったところにお寺がふたつあった。まずは慈眼寺に入った。

真新しい石仏が目立つところに横一列に並んでいた。その右側には古い石仏が密集していた。この写真はその古いほうの石仏だ。

よく見たら顔が欠けてしまっているのもあった。

日本の仏教には共感できない。原始仏典には葬式仏教は出てこない。法事もなければ戒名でお金を取ることもない。日本特有の営業活動であり、仏教的根拠はないからだ。

もちろん原始仏教には仏像もない。しかし、この石仏はなにか感じるところがある。

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2004年10月28日

ソープの王様

ソープランドの王様
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm

北千住商店街を南下した。商店街の中はあまり面白くないので、一本裏の道に入った。ふと横を向くと「ソープキング」の大きなネオンの看板。

直訳すると「石鹸王」。意訳すると「個室付き特殊浴場の王様」。

キングというからにはきっとすごいのだろう。ブルースで言えば、B.B.KINGみたいに圧倒的に違いない。

新風営法によるとソープランドとは「営業分類第1号営業、個人特殊浴場として許可を受けた業種」であり、「浴場業の施設として個室を設け、当該個室において異性の客に接触する役務を提供する営業」とされている。届出上は「公衆浴場営業と店舗型性風俗特殊営業」となる。

ソープランドと呼ばれる風俗店は東京では吉原に集まっている。それ以外だと大きな駅の近くにあるのが普通だろう。それなのにこんなひっそりした場所にキングがいたとは。

まわりは民家ばかりだし、入りにくくないのだろうか、などと余計な心配をしてしまう。

ちなみにソープランドはかつてトルコ風呂と呼ばれていた。トルコ政府からのクレームにより名称変更をしたという。

このあたりの経緯については俳優の斉藤晴彦がモーツァルトの「トルコ行進曲」に歌詞をつけて歌っていた。テレビで聞いたことがあるが、CDはないようだ。もうあの歌は聴けないのだろうか。圧倒的な早口で替え歌のキングだった。

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2004年10月27日

北千住のビラ配りお姉さん

北千住のビラ配りお姉さん
photo by Cozy

EOS Kiss Digital

北千住から三ノ輪までの散歩。北千住の西側の駅前は新しくなった。

エスカレーターを降りたところで、女の子がお店のビラを配っていた。なかなか受け取ってもらえずに、通りすぎる人の後姿を見ていた。

画面右上を横切る女性のふくろが透けて見える。ミッキーマウスのような影が
見えるが、なにか?

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2004年10月26日

浅草ロックンロール少女

浅草のロックンロール少女
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm

気分を変えて明るい写真を。

ここは浅草の伝法院通りの天ぷら屋、大黒屋前。店の前にお客さんが並んでいる。なかなか繁盛しているようだ。

その前で女の子が二人、ふざけあっていた。

こうやって時間を止めてみると、左の女の子はまるでロックンロールでも踊ってるみたいだ。腰のかがめ方、ひざのまげ、体重の傾きがいい。

左を歩いてくるおじさんのファッションが浅草っぽい。「coffeeファニー」の看板も味がある。

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2004年10月24日

城郭門から

大手町の江戸城城郭門跡
photo by Cozy

常盤橋公園の内部から首都高速道路を望む。

この階段は城郭門の跡だ。誰かが新聞を読んでいたらしい。日本はホームレスでも新聞が読めるほど識字率が高いという話を思い出した。誰がどんな記事をどんな思いで読んだのだろう。

この公園はホームレスがよくいる。この日はサラリーマンらしき人を見かけた。彼も新聞を読んでいた。橋を渡った直後のスペースは汚く陰気だ。ひと気を避けたい理由があるのだろうか。

こんなところで写真を撮っている自分もおかしな存在に見えるのだろう。サラリーマンは私の方を気にしている様子だった。

私は首都高速を走る車をしばらく眺めていた。

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書評:<パリ写真>の世紀

『<パリ写真>の世紀』(白水社、今橋映子)



パリを被写体とした写真の系譜を、文学、ジャーナリズム、モード(ファッション)、絵葉書との関連を含めて記述している。なかなかの力作だが、写真批評ではないし、写真の紹介でもないので、そのあたりを理解して読まないと肩透かしを食うかもしれない。

パリ写真はアジェが周縁的(マージナル)な事物を撮影したことをその始まりとする。当時の写真家がまだ地位も低く、外国人や女性でも参入できたために、パリの写真家には外国人、女性が多い。そんな彼らがよく被写体に選んだのが、古い町並み、屑屋、浮浪者、娼婦、貧困者たち。後年の絵葉書写真の甘い雰囲気とはだいぶ違う。

その後、さまざまな写真家や文学、雑誌のかかわりで新しいパリ写真が続々と登場する。その詳細は本書を読んでいただくとして、面白かったエピソードをいくつか拾ってみる。

エルスケンの『セーヌ左岸の恋』には、オランダ、ドイツ、イギリス、日本語版がある。オランダ語版がオリジナルでドイツ語版はその翻訳、それにたいしてイギリス版は内容に手を入れてある。たとえば最後の写真がカットされている。

それは女主人公アンからの手紙で、性病にかかったと知らせてきたものだ。だからあなたにもうつっているかもしれな、と主人公の写真家に知らせてきたのだ。「まー、いずれによせ、どうでも良いことだけれど。」がこの手紙の最後。なんとも投げやりだ。『セーヌ左岸の恋』というロマンチックなタイトルにそぐわない結末なのでイギリス版では削られたのかもしれない。

日本語版はイギリス版からの翻訳なのでこの部分がない。パリ、セーヌのイメージを壊さないためにはそれはそれでよかったのかもしれないが、この写真集(ストーリーっぽくなっている)は虚無的な世界を写しているので、そこだけ削っても仕様がない気はする。イギリス語版編集者の意図を聞いてみたいものだ。

それから、カルティエ=ブレッソンの『決定的瞬間』のフランス語版でのタイトル問題。これは「逃げ腰の映像」「逃げ去るイメージ」などと訳した例が知られているが、今橋が検討したところでは「不意に勝ち取られたイマージュ」が適訳であるらしい。序文の記述が「被写体への接近の仕方に何か非合法の匂いを漂わせている」こともその訳の正しさを証しているようだ。

しかし、これって「盗み撮り」「隠し撮り」によって得られたイメージってことじゃなかろうか。

それから言うまでもなく、ドアノーの「パリ市庁舎前のキス」はモデルを使った「やらせ」だ。それにまつわるエピソードも面白いのだが、私は売上げに関する数字が気になった。ドアノーはこの写真のオリジナルプリントを2万枚売ったそうだ。他に絵葉書2万枚、ポスター41万枚を売っている。複製芸術とはいえ、オリジナルが2万枚とはすごい。

資料を詳細に調べて書かれているので、細部の事実が面白い。なんとなく読むには分厚いし値段も高いが、パリ写真に関心があるなら一読の価値はある。

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ビニールハウスat大手町

大手町のビニールハウス
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm

日本銀行本店からさらに皇居方面に進むと常盤橋がある。そこから右に行って常盤橋と平行している常磐橋(旧常盤橋:字の違いに注目)をわたった。わたったところが常盤橋公園だ。ここには江戸城の城郭門があった。その石垣跡が公園となっている。

橋のたもとには青いビニールハウスがあった。しかも橋の両端に。

これは何人分のビニールハウスなのか。このかたまりに1人が住んでいるのだろうか。自転車を所有している。しゃれた折りたたみだ。盗難車の疑いあり、などと気にしながら都心的風景を背景に記念撮影。

このあとおじさんがのそのそ出てきて、なべに入っていた液体を日本橋川に捨てていた。

これが皇居と日本銀行本店の間に見られる東京風景だ。

一度ホームレスになってしまうとなかなか普通の生活には戻れない。就職するには就職活動のための費用が必要だ。服装や電車賃、電話などがないと就職はむずかしい。住所もないと雇ってもらえない。ホームレスにはそういうものを手にする方法がない。落ちるのは簡単だが、這い上がるのは容易ではない。誰かが手助けをしない限り自力で再生することはほとんど無理だ。

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2004年10月23日

日本銀行のひまだっちゃ!

日本銀行本店休館
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm

中央通をふたたび渡り、三越本店の脇を通って、日本銀行本店へ。

日本銀行本店は南分館、旧館、新館と分かれている。ここは旧館だ。

警備のおじさんが正面を向き、両腕を後ろで組んで、警備員基本姿勢をとっていた。それがふと崩れ、そのあたりをぐるりと歩き始めた。私はカメラを構えて、時速百キロでシャッターを切った。

写真の中でおじさんは所在なさげだ。いつもはびしっと立っているというのに…。

おじさんは同じ姿勢でいることがつらい。おそろしく退屈でもある。それで時おり、体をほぐすようにちょっと動いてみる。小さな声で「ひまだっちゃ」とつぶやきながら。おじさんはそういう自分の声につい微笑んでしまう。

(一部創作あり)

ちなみにこの旧館は明治29年に完成している。国の重要文化財でもある。全体写真はこちらをどうぞ。

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2004年10月22日

日本橋の裏側 その3(刑事に質問されるの巻)

日本橋の裏側3
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm

サトウのサトちゃんはふつう薬屋にある。なぜか飲食店の入り口でお出迎えをしていた。

この写真を撮っていると、後ろから大きな体の男性に声をかけられた。彼は警察手帳を見せた。何をしているのかと尋問されるのかと思ったら、

「この先で殺人事件があったのをご存知ですか?」と聞いてきた。

目撃者探しをしているそうだ。刑事さんはわりと愛想がよかった。あなたを不審者だと思っているわけではないですよ、というニュアンスを出しているのだろうか。

「その日にこのあたりを通りかかった人がいないかと声をかけているんです」
「今日、美術展を見に来た帰りなんです」と私は三越のほうを指差した

軽い会釈を残して刑事さんは去っていった。

どんな事件があったのだろう。場所を聞いて、現場の写真を撮ってもよかったかもしれない。

日本橋殺人:チケットショップで女性が首を切られ死亡
…27日午後6時55分ごろ、東京都中央区日本橋室町1、チケットショップ「ビックチケット日本橋店」内で、女性が血を流して倒れているのを警備員が発見し、110番した。(毎日新聞のサイトより)


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日本橋の裏側 その2

日本橋の裏側2
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm

この並びには飲食店が多く、ホカホカ弁当の看板もあった。フツーのビジネス街の風景だけど、この「接骨院」の看板だけが異色だった。このあたりではよく骨を折る人がいるのですか?

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日本橋の裏側 その1

日本橋の裏側1
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm

日本橋三越前の信号を渡って、そのまま裏の道に入った。急に風景が変った。日本橋らしいとは言わないが、ちょっと古い家も残っていた。

私はこういう家の前の小さいガーデニングが好きだ。緑の少ない東京でちょっとでも緑を増やし、花を育てようとする気持ちはよく理解できる。園芸好きの傾向は東京に伝統的なもので、江戸時代から盛んだったと聞く。

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2004年10月21日

書評:下町純情カメラ/大西みつぐ

下町純情カメラ』(大西みつぐ、判佝納辧

畔幻砲琉貂。このシリーズは趣味の文庫としてなかなか個性的な本を出している。写真関係が多いのでおすすめだ。


大西みつぐさんの本を読むのは4冊目(写真集もふくむ)。私は大西さんの『はじめての一眼レフ』(講談社現代新書)でカメラの基本を覚えた。そういう意味では書物上のお師匠さんということになる。

本書は、下町の写真の間に大西さんのエッセイがポツポツと挿入されている体裁。写真はどちらかというと平凡ではないだろうか。写真集『遠い夏』のような不思議な感覚の写真はあまりない。そのぶん本来の雰囲気を大切に写しているわけで、これはプラスに評価したい。雑誌でよく見るキレイな東京しか知らない人にはびっくりするような古くてちょっと貧しい東京がそのままの姿で写っている。

エッセイでは庶民派というよりも下層階級出身であることを明確に述べている。裕福でない家庭の一人っ子の思い出の中で、カメラとの出会い、下町散歩への萌芽が語られている。

大西さんらしい個性のよく出た一冊といえる。

はじめての一眼レフ』(講談社現代新書)…私が初めて読んだカメラ本。
デジカメ時代のスナップショット』(平凡社新書)…私が読んだ大西本の2冊目。内容はあんまり評価しない。
遠い夏―大西みつぐ写真集』(ワイズ出版写真叢書)…大西節炸裂の写真集。これがわかる人はいい目をしている。

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中延ねぶた

中延ねぶた祭り
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm

これが中延ねぶた。見物人にはカメラを持った人が多かった。一眼レフもけっこういた。商店街の人がカメラマンを見つけては「ねぶたフォトコンテスト」のビラを配っていた。

金賞ならば2万円。銀賞1万円。銅賞5000円。応募者全員に品川共通商品券500円。自家プリントなのでどう転んでも元は取れる。この写真で応募してみた。発表は来月。

翌日、商店街を通ると、ねぶたの解体をしていた。組立て式なのか。裏側はいつも物悲しい。

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2004年10月20日

渋谷区円山町 ラブホテル街

渋谷区円山町ラブホテル街
photo by Cozy

東急本店通商店街の途中で左を向くとこういう風景。坂の上にはラブホテルの看板がいっぱい出ている。

やはり見たい人が多いと思ったので掲載します。

「ほほう、ここが有名な」と思ったら  click for blog ranking
  

2004年10月19日

ラブホテル街の入り口で垂直について考える

渋谷区円山町ラブホテル街入り口
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm

渋谷区円山町。垂直を正しく撮ったつもりだが、こうやって見ると傾いているようで不安になる。この自動販売機はなぜこんなに傾いているのか。町の中がこんな風に垂直水平がガタガタだったら気持ち悪くてしょうがないだろう。

この坂を左に進むと有名なラブホテル街になる。ここはその入り口だ。右奥に見えるY字路をどちらに行っても松涛美術館へ行ける。右へ行くと松涛鍋島公園を経由する。私は左に進んだ。

このY字路、もしかして横尾忠則が絵に描いていないか

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安井仲治写真展の感想

Nakaji先週の金曜日に渋谷区松涛美術館で開かれている『生誕百年 安井仲治 写真のすべて』を見てきた。



安井はさまざまなタイプの写真を撮っていた。

わざとボカして絵画調にしたピクトリアリズム写真。当時の流行でただやってみたということか。写真が描写性を捨てることに積極的な意義はないと思われる。

どうということもない被写体をあれこれならべてそのコンポジションや視覚的な面白さを狙った作品が多数あった。これは面白いようなつまらないような。今でもそういう発想の写真はよく撮られるがなんで写真でそれをする必要があるのだろうか?

とにかく全体を見るといろいろなことを試した人だということがわかる。

私が面白く思ったのはスナップ写真だ。

「路傍閑話」では老人が二人、縁側に腰掛けている。そのそばには二匹の犬が伏せている。この写真、やけに力があった。構図や明暗のコントラストも見事だが、老人二人の顔が不気味なほど原日本人。この顔には森山大道のぞっとするような初期作品のテイストがある。

町をちょっと遠めから撮った2枚もよかった。バス停で待つ人々の様子がまるで当時の人間標本のように見える。塔のような建物の前を人々が歩いている写真は不思議な味があった。見慣れない町風景の現実性。

「神は愛なり」と看板が掲げられた教会から太鼓をもって出てくる男の写真。布教活動にでも行くのだろうか。

道をスーツ姿で道の真ん中を颯爽と歩く男、すれ違う和風の女性二人。この写真はとりわけ面白かった。女性は二人とも会釈をしているように見える。当時(1930年代)の男女の街中での態度の違いがよく出ているようだ。この写真の画面右には八卦の看板が見える。

安井仲治のフィルムは戦火で焼けてほとんど残っていないそうだ。今回展示されていたプリントも昔のものがほとんどのようで状態は悪い。もっと他にも面白い作品はあっただろうに、惜しいことをしたものだ。

平日の昼間とはいえ、ほとんど客がいなかったのは寂しい。

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2004年10月18日

永井荷風のアリゾナ

永井荷風がかよったアリゾナ
photo by Cozy

EOS Kiss DigitalEF50mm F1.8 II

晩年の永井荷風が通っていた浅草の洋食屋「アリゾナキッチン」。入り口に掲げられたコーラの看板とナンバープレートの下に永井荷風の記事が貼られていた。

この夏に松本哉の「永井荷風ひとり暮し」を読んだときに、この写真を撮ったことを思い出した。一度、公開したけどその後ボツになって保管庫には入れていない。この本を読んでから見直すと、捨てがたい味がある。で、このブログに出すことにした。ブログは気楽に記事でも写真でも出せるところがいい。

ARIZONAKITCHEN(アリゾナキッチン) お店の紹介記事

荷風の通った店としては他に蕎麦屋の尾張屋が有名だ。尾張屋のトイレで転倒した荷風は以後、地元に引きこもったという。

それにしてもなぜ荷風は千葉県市川から浅草まで食事に出てきていたのだろう。

今日も1位にいます…ありがとうございます  click for blog ranking
  

2004年10月17日

日本橋三越を見上げる

日本橋三越を見上げる
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm

先日の三越の写真の続き。地上に降りて三越を見上げて一枚。
日本橋三越は新館を11日にオープンさせた。これは旧館のほう。

私がカメラを上に向けて構えていると、横断歩道で待っていたご婦人が何があるのかと一緒に見あげていた。別に何もないのです。

投票すると30分以内に反映されます  click for blog ranking
  

書評:変わる若者と職業世界

変わる若者と職業世界―トランジッションの社会学』(矢島正見、耳塚寛明 、学文社)

高校生や大学生が職業世界へと移行(トランジッション)する際の問題点を社会学的に読み解こうとする試み。なぜ学生の就職率が低いのか、高卒無業者、大卒無業者が急激に増えているのかを解明しようとしている。

不景気や高校生の質の低下などの問題もあるが、企業が正社員の比率を下げてパートや派遣などの非正社員の比率を増やしていることが大きな要因とされている。それについていけない(いくつもりもない)学校側の就職対策にも問題ありとされる。

企業が非正社員を増やすのは賃金格差や保証の格差が法律的に許されているからである。安く使って、いつでも首が切れるならその方が都合がいいのは当然。非正社員への差別待遇を禁止する法律の制定がなにより大切だと思う。同一職務は同一賃金にして、被雇用者の立場をもっと強くしなければならない。

フリーターの若者は現在志向で消費的であるとの分析もある。彼らは先のことは何も考えていないかのようだ。しかも彼らは収入は少なくともいっぱしの消費者である。しかし、それだけなのか。従来の日本人の生活観、価値観との違いをもっと掘り下げる必要があるだろう。就職難だけでは大卒無業者にはならないだろう。

第2部の「ケース研究(フリーターという若者たち」では「ベンチャー企業をめざす若者たち」「大学教員をめざす若者たち」「ホモバーに従事する若者たち」を紹介している。

とりわけ大学院生が大学院批判、教授批判をするくだりが生々しくてよろしい。大学院などまともなことは教えないし、教授には指導力がない。大学職員への採用もどうやって決めているのか不透明。論文の評価方法も曖昧。いろいろと問題の指摘がある。社会学の専門書の枠を超えての怨み節に引き込まれる。この章の執筆をしているのが大学院生だ。必要以上に力が入ってしまったようだ。

ベンチャー企業とホモバーの話は意外と面白くない。研究書だからこれが普通か。

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ねぷたの女子高生

ねぶたで狂乱女子高生
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm

地元の商店街では客寄せイベントとして強引にねぶた祭りを開催している。
そこに駆り出されたのが小学生や高校生たち。楽しさとやけくそがない交ぜになったパレードが見られた。

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2004年10月16日

愛車ローンで

愛車 ローンで
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm

これは去年、松陰祭り(吉田松陰を祀っている松陰神社のお祭り)の帰りに世田谷線沿線で写したもの。踏み切りのごちゃごちゃした密度が面白くてカメラを構えたところへオープンカーが登場。妙に風景にマッチしていた。

タイトルは「モーニング娘。」の曲からとった。洋楽好きの友人が以前、マイシャローナのイントロをまねした曲があると話していた。タイトルがマイシャローナのダジャレになってるって。知ってるかなあ、マイシャローナ。

松陰神社では幕末の有名人フィギュアを買った。箱を開けるまでは中身が誰だかわからない。ドキドキして開けると、中岡慎太郎。はずれ。でしょ、フツーは。

Get the Knack あの大ヒット曲「My Sharona」が含まれたザ・ナックのアルバムの輸入盤 試聴用サンプルあり

3rd-LOVEパラダイス 「愛車ローンで」が含まれた「モーニング娘。」サードアルバム。


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2004年10月15日

日本橋三越から

日本橋三越から
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm

琳派展を見た後に、日本橋三越から見下ろして一枚。

この日、三越ではいくつもの催しが開かれていてものすごい人手だった。三重展、家庭画報展、假屋崎省吾の世界展。假屋崎展のサブタイトルが「〜天才華道家、琳派に挑む〜」、すごいねえ。

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日本の美「琳派」展2004

日本橋三越で開催された『日本の美「琳派」展2004』を見てきた。

先日まで東京国立近代美術館でやっていた『RIMPA展』とは違ってこちらは純和風。正系の琳派のみをとりあげるものだ。大作は少ないし、派手な作品もあまりない。かなり地味な印象を受けた。

とはいえ、見るべき点はある。俵屋宗達の作品が比較的多かったのでその源流からじっくり味わえる。あらためて宗達の作品を見ると、派手さと渋さの微妙なバランスが素晴らしいことに気づく。派手さの中の渋さ、渋さの中の派手さ。『RIMPA展』では派手な作品の印象にかき消されてしまったが、今回は宗達のこのバランスが再発見できた。

もしかしたら画材の金泥、銀泥が経年劣化でこのような渋さをかもし出しているのかもしれない。このあたりは知識不足でなんとも言えない。

ちなみに金泥、銀泥とは粉末状の画材のことで「どろ」ではなく「でい」と読む。金箔を使うよりも自由度が高いのだろう。

他に面白かったのは、中村芳中(ほうちゅう)だ。短冊に花の絵を描いたものがまるで最近の花写真ブームのさきがけのようで驚いた。しかし、はっきり言ってうまくない。ヘタウマの味わいだ。個性的なデザインセンスを見せている作品もあった。これがヘタウマ現代風で面白かった。全体的に宗達の手のひらの中にあるような作品が多い琳派にあって芳中の個性は際立っている。

10月17日まで。

  

2004年10月14日

不動前町会

目黒区不動前町会
photo by Cozy

EOS Kiss Digital、Distagon28mmF2.8

不動駅まで行って戻って、目黒不動尊に行く。ここは目黒不動前の商店街の近くの団地。不動前町会と掲示板に書いてある。私にはこの光景が絵のように見えた。

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人気blogランキング3位の秘密

現在、このblogは人気blogランキングの写真部門(芸術・人文も同じ)の3位にランクされている。

blogをはじめて2週間ほど、ランキングに登録してから9日目で、ここまで急上昇したのだから自分でも驚く。ちょっと前までは200位以下にいたというのに、ほんの数日で3位まで来てしまった。

アクセス解析を入れているのでその理由はわかっている。シャラポワだ。シャラポワの記事が某検索サイトの上位に表示されたので、アクセスが急上昇し、ランキングのボタンが押された。急上昇前になんとか100位台に来ていた順位が翌日には6位くらいまでにあがっていた。

しかし、シャラポワのことを書いたのは遅かった。それなのにアクセスがあったのは、シャラポワをシャラポアと間違えて表記したことに原因がある。やはり同じように間違えてキーワード入力した人がけっこういたようで、彼らの検索ではこのblogが上位に表示されることになった。怪我の巧妙というやつか。

せっかく上位にいるのだから、もうちょっと順位をあげてみようと思った。意図的に集客力のあるネタを出すことにした。コンパニオンの写真だ。自分としてはさして興味がないネタだけど、人が来る。2003年にフィルムカメラで撮影しながらスキャンが面倒で放置しておいたコンパニオンシリーズの最後の一本を使った。

いつもアップロードの告知をしている某サイトに宣伝を打つ。予想通り人が来る。ついでにランキングを押してくれ人がいて、順位は4位にまで上昇した。

ここまで来るとベスト3を目指したくなるのが人情というもの。写真という小さな分野に過ぎないけれど、一度くらい銅メダルを獲ってもいいんじゃないか。

次の策略をめぐらす。気になっていた「今井まなみ」を使うことにした。自分でもこの人が誰だかわからなかった。ちょっと前にインフォシークのキーワードの女性有名人1位にあるのを見て、「誰?」と思った。これを調べて掲載することにした。昨日の「今井まなみに関する報告」がそれだ。某サイトに写真掲載の告知のついでに書いておいた。

そして、3位にあがった。

しかし、そこには喜びはなかった。ゲームのように順位を上げることがバカらしくなった。こんなことのためにblogをはじめたわけではない。

このblogは自分の読書ノートやメモを中心に地味にやるつもりでいた。そもそも人気が出るようなテーマではないし、blogランキングへの登録は興味を持ってくれる人への告知として利用するつもりだった。だからそこそこ人目につく程度の順位にいればいい。それには最初の画面(50位以内)にいることだ。その程度の目標だったはずだ。

このblogは数日後から急激に順位を落とし始める。落ちていく順位を眺めながらどういうblogでありたいのか、もう一度考えたい。反省を込めてこの数日の経緯を記した。

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