タイトル一覧

「おたく:人格=空間=都市」への疑問 | エジプト文明、発祥の地 | CD評:J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲/パブロ・カザルス | 原宿の赤い店 | 自衛隊員の休日 | 太田記念美術館名品展 後半 | ラフォーレ原宿 | 私がEOS Kiss Digital Nを買わない理由 | 書評:評論家入門 | 浅草も鳩規制 | 自転車置き場 | 書評:こだわる大人のiPod | 福助からのご挨拶 | ロバート・キャパ写真展 キャパ・イン・カラー | コンクリート埋め込み事件 | 書評:シングル化する日本 | 小学生、ぼくぼく詐欺 | 昭和のお茶の間における三浦友和 | 富士フイルムの「NATURA S」レヴュー | 新製品はEOS Kiss Digital N | 800万画素のEOS Kiss Digital2が出る | 見られたような気がして | iPodを透明プラケースに入れる | ALPEXの「Power Cap ASP-400」 | 警察も出動した銀座の行列は | リンク集:読書案内、書評系 | 夕焼けだんだんの若夫婦 | 書評:情報商人のすゝめ | 恵比寿の工場の観葉植物 | 中華料理店がここにあった |

2005年02月28日

「おたく:人格=空間=都市」への疑問

昨日のNHKのETVの新日曜美術館で「都市を変えるポップカルチャーOTAKU・おたく」と題して、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館の展示を紹介していた。

ビエンナーレでのタイトルは「おたく:人格=空間=都市」。「おたく」がなんで建築なのかというと、秋葉原は街に集まる「おたく」に合わせて変貌したから、ということらしい。たしかに美少女モノをあつかう萌え系の店は増えているけど、べつに建築物はさほど変わっていないと思う。少し強引じゃないのか?

おたく:人格=空間=都市 ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展-日本館 出展フィギュア付きカタログ


今回のビエンナーレでは一番話題になったし、評価も高かったそうだ。

それはそれとして、気なったのは「萌え」を「わび」「さび」と並ぶ日本的価値観として紹介していたことだ。わびやさびは美意識だけど、萌えは現実の女性に向かえない病理性の表れではないだろうか。

そこに美意識があるにしても、わびやさびとは美の意味空間上の位置がぜんぜん違う。たとえば「さび」は渋み、意気、地味、上品に関連するが、「萌え」はそれらとはすべて対極の甘味、野暮、派手、下品に関連するように思う。つまり「さび」の真逆の美意識が「萌え」じゃないだろうか。

この日本館の展示は日本に戻ってきていて、現在東京都写真美術館で展示中だ。さて、見に行ったものだろうか。


参考文献:『「いき」の構造』(九鬼周造、岩波文庫)
  

エジプト文明、発祥の地

渋谷区神宮前、2005-natura-011.jpg
photo by Cozy

フジフイルム NATURA S with NATURA1600

渋谷区神宮前。

どの辺なのかよく覚えていないが、若者の町の裏に入ったところに見つけた壁画だ。これは古代エジプトの絵ではないだろうか。見覚えがある。

なんでここに書いたのか。しかもしっかりと。

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2005年02月27日

CD評:J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲/パブロ・カザルス

J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲/パブロ・カザルス

iPodにどんなCDを入れているのか。ちょっと感想をつづりつつ紹介していこうかと思う。

ポップス、ロック、ジャズ、ブルース、クラシック、日本の音楽とわりとなんでも聞くが、このところクラシックを聞く回数が多いので、クラシックの名盤から。

指揮者でありチェロ奏者であるパブロ・カザルス(Pablo Casals)によるチェロ一本の演奏。録音が1936〜9年と古くて雑音がうるさいが、演奏はすごい。

チェロの音がまるでエレキギターのディストーションを効かせたような音色でグォーンとうなりをあげている。迫力ある低音と切れのある高音を含んでいて気持ちいい。エッジのきいた鋭い音を交えつつ、緩急自在に引きまくる。ハードロックのような迫力。それでいて素晴らしい精神性も感じさせる。ミストーンがところどころ聞こえるのはご愛嬌。

無伴奏チェロ組曲は数人の演奏を聴いたが、カザルスの演奏がずば抜けてよい。クラシックは大人しく退屈だと思っている人に薦めたい。ジャズやロックが好きならこれにも感じるのではないだろうか。

カザルス盤と対極にあるのはヨーヨーマの演奏だ。同じ曲とは思えないほど優しく癒し系の音を出している。私にはつまらなかった。無伴奏チェロはやっぱりカザルスだ。
  

原宿の赤い店

2005-natura-010.jpg
photo by Cozy

フジフイルム NATURA S with NATURA1600

渋谷区神宮前。旧渋谷川歩道。

なぜかこの日は老人が多数あるいていた。みんな胸に黄色いリボンをつけて一方向に向かっている。なにかの集まりがあるのだろうか。

ところでここも裏原宿なのだろうか。裏原はさらに路地に入ったところなのか。民家とお店が雑居しているという意味ならこのあたりはみんなそうなのだが。

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2005年02月26日

自衛隊員の休日

2005-natura-009
photo by Cozy

フジフイルム NATURA S with NATURA1600

渋谷区神宮前。表参道。

自衛隊だか知らないが、制服を来た若い三人がABCMartの袋を持って歩いていた。「ABCマートで買い物をして〜、黄色い袋を提げて表参道を歩くこと〜、あ〜それが青春」(吉田拓郎「青春の詩」のメロディで歌ってください)

これが海軍であれば「シンデレラ・リバティ」といったところか。アメリカの海軍は夜の12時に外出時間が終わるのでこう呼ばれている。

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2005年02月25日

太田記念美術館名品展 後半

娘日時計 辰の刻、喜多川歌麿、musumehidokei01.jpg1月に続いて太田記念美術館『開館二十五周年記念 太田記念美術館名品展』後半に行って来た。
娘日時計 辰の刻(喜多川歌麿)

今月も比較的美人画が多かった。

目に付いたところでは、歌麿が遊女(だと思うが)の朝、昼、晩の様子を描いた「娘日時計」が面白い。朝は朝顔を見ていて、昼にはすでに風呂に入っている。夕方から着替えて店に出る。

これを見るとやけにまったりとしているが、遊女の平均寿命23歳という悲惨な世界だったという。小谷野敦なら隠蔽された裏側を見よと怒りそうだ。

今回も名作が盛り沢山。26日までなので時間があればぜひ。
  

ラフォーレ原宿

2005-natura-008.jpg
photo by Cozy

フジフイルム NATURA S with NATURA1600

渋谷区神宮前。

左が明治通り、右がラフォーレ原宿。何が写っているというよりも、このカメラは広い範囲が写りますよ、という例。

検索して驚いたが、ラフォーレ原宿って、小倉、新潟、松山と地方にもある。しかもそれぞれ「ラフォーレ原宿小倉」「ラフォーレ原宿新潟」と原宿という地名が入っている。原宿も含めて店名らしい。「ラフォーレ小倉」でいいじゃないか。

原宿とか青山ってかつては辺鄙な場所だったんだし…。

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2005年02月24日

私がEOS Kiss Digital Nを買わない理由

EOS Kiss Digital Nが近く発売になる。初代EOS Kiss Digitalユーザーである私は買い変えるつもりはない。新製品が出たところでなんら痛痒を感じないが、より納得を深めるためにも軽く悪口を書いておくことにしよう。

■800万画素のCMOS
初代機が630万画素、Nが800万画素となった。ユーザーのほとんどがA4サイズまでのプリンタしか持っていないのに8M必要だろうか。実際の印刷ではせいぜい2L.。Webに載せるのなら、さらに少ない画素数でも間に合う。

800万画素だとJPEGで4MB近い容量になるが、そんなでかい画像はHDDを圧迫するだけだ。

解像度は一般ユーザーにとって初代機でも十分。むしろラチチュード(同時に写せる明暗の範囲)を広くしてくれた方がありがたい。

■小型軽量化
ボディサイズが小さく軽くなった。具体的には大きさで従来の幅142×高さ99×奥行き72.4mmから、幅126.5×高さ94.2×奥行き64mmになった。重さは、560gから485gに軽量化された。

しかし、 カメラは小さければいいってもんじゃない。小さいとホールディングしにくく、手ブレをおこしやすい。重さも同様で、軽いカメラはブレやすい。ほどよい大きさと重さがあった方がいい。持ち運びに関しては小さく軽い方がいいのは言うまでもないが。

■起動時間が速くなった
2.8秒だった起動時間が0.2秒になった。これは正直うらやましい。スナップ写真を撮ることがほとんどで初代機ユーザーとしては、とっさに撮れるようにするにはいちいちスイッチを切らないことで対処するしかない。

■その他
追加された他の機能はほとんど使わない。

連写はしないし、連続撮影もしない散歩写真派の私としては連写性能アップ、連続撮影アップはどうでもいい。ホワイトバランスの補正機能とか1回の撮影でホワイトバランスの異なる3枚の画像を記録するブラケティング機能は面倒だから使わない。使わない機能なんてあっても意味ない。ワードやエクセルのバージョンアップみたいなものだ。

【結論】
ということで私自身はEOS Kiss Digital Nに買い換える必要性は感じないし、起動時間の短縮以外うらやましがることもない。そんなことよりペンタックスの次のカメラが気になる。なぜなら、ペンタックスのレンズがたくさんあるから…。キヤノンで行くべきかペンタックスの戻るべきか。いまだ決着がつかず。悩ましい問題だ。

  

書評:評論家入門

『評論家入門―清貧でもいいから物書きになりたい人に』(著者:小谷野敦,出版社:平凡社新書)

最初に評論とは何かを論じている。評論、エッセイ、随筆、などに関する日本語の混乱が日本人の書いた評論のいい加減さにつながっていることがわかる。

評論は学者の論文とは違うが、それでも論証がないといけない。そこで「学問八割、はみ出し二割」と小谷野氏は言う。はみ出しとは論証はないけど、面白い大胆な仮説のことだ。この割合は恣意的なものだけど、あまりに放言のすぎるものを読まされてはかなわないので、大筋では同意したい。

このあと学問的にあやしい評論を俎上に乗せて、その論証の不足と文章の不備を指摘していく。この部分は対象となっている人たちのことを知らないとつまらないかもしれない。

「評論家修行」という章では小谷野氏本人が人気作家評論家になるまでの苦労話を披露している。私にはたいした苦労には見えないが、どんな思いで小谷野本人や評論家たちが生活しているのかが垣間見えて面白い。この人の若い頃の鬱屈は研究室や知り合いなどのまわりが先に売れたことにあるようだ。もてないことについては特に語っていない。

論争については過去の実例や自らの例をあげて語っている。言論人はいろいろと大変のようだ。

最後に小説の時代は終わり、これからはエッセイの時代だという指摘があった。

とまあ、けっして評論家になるための本ではない。評論を読むときにこういうことを知っておくと面白いよという感じで読むといい。

サブタイトルに「清貧」とあるが本文には「年収五百万円でいいから、人交わりをするよりは本を読んだりものを書いたりして生きていきたいと思う人だけが、その道を選んでもらいたい」と書いてある。好きなことをして五百万円を稼げたら御の字だろう。おそるべき世間的な無知。そのあとに書くだけで300万円に達するのは容易ではないとも書いてあるが、それにしても「清貧」はないだろう。

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浅草も鳩規制

2005-natura-007.jpg
photo by Cozy

フジフイルム NATURA S with NATURA1600

浅草。

上野と並んで浅草も鳩の多い名所のひとつだ。ここでは東京都ではなく環境省による「ハトにエサやるな」の看板があった。それを鳩ポッポの歌碑の前に置くというのもなんとも皮肉だ。ちなみに歌碑の上にいる鳩たちは作り物。

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2005年02月23日

自転車置き場

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photo by Cozy

フジフイルム NATURA S with NATURA1600

浅草。

自転車置き場の前に「自転車置き場」の表示があり、指差す先は駐車禁止。一瞬、なんだと思うけど、道路に置く標識がここに集めてあるだけのようだ。

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2005年02月22日

書評:こだわる大人のiPod

『こだわる大人のiPod―ワンランク上の使いこなし&グッズ clickベストPCデジタル』(著者:出雲井亨,出版社:日経BP社)

iPodとiTunesの一般的な使い方のほか、「英語学習にiPodを活用してみる」「レコード、カセットの音を取り込む」「AMラジオを録音して語学学習」「CCCDだってiPodに取り込みたい」「ネットラジオを録音したい」「DVDに録画したライブ番組の音だけをiPodに」の項目がある。類書でも同じような記事を見かけるが、それなりに役には立ちそうだ。

私もネットラジオからの取り込み方法を知りたかったが、本書を読む前にインターネットで検索して実行済み。検索に慣れている人なら、この程度の内容はすぐに調べられるのではないだろうか。

「周辺アクセサリー完全ガイド」「使って便利! iPod周辺ソフト」についても、ネットで調べた方がいいかもしれない。アクセサリーは新しいものがどんどん出てきているし、周辺ソフトは有用なものが他にもある。

「iPod開発(秘)ストーリー」はプロジェクトXみたいなもの。面白いが、ちょっと短い。

「トラブル解決Q&A編」「用語集」 も用意されている。

わざわざ買うのはどうかと思われるが、自分でいろいろ調べるのが面倒な人にはいいだろう。しかし、「こだわる大人の」「ワンランク上の使いこなし」と言うにはちょっと疑問が残る。

追記:本屋に寄ると「iPod取説」(うろ覚え)というようなタイトルの本が出ていた。こちらの方が内容が充実しているようだった。はっきりしたタイトルがわかれば後ほど報告したい。

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福助からのご挨拶

浅草、福助、2005-natura-005.jpg
photo by Cozy

フジフイルム NATURA S with NATURA1600

浅草の仲見世。福助が高いところからご挨拶。

福助というのは幸福招来の縁起人形。その由来は諸説あるようだ。

福助さんとは?…3つの代表的な説が紹介されている。

ここに書かれているもの以外だと「お福人形説」がある。京都の「伏見人形」に「お福」という女性の人形があった。江戸時代の中頃にこれを夫婦の人形にするため男の「福助」が作られたという説だ。

じつは福助の存在は世界的にも知られている。ビートルズのサージェントペパーズのジャケットにも登場しているからだ。もっともそれを「fukusuke」と認識しているかどうかはわからないが。

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band/The Beatles
福助を探せ!


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2005年02月21日

ロバート・キャパ写真展 キャパ・イン・カラー

日本橋三越の新館でやっていたロバート・キャパ写真展 キャパ・イン・カラーに行って来た。

世界でもっとも有名で人気のある報道写真家、ロバート・キャパのカラー写真を世界に先駆けて日本で公開する写真展。(会期は20日までなのですでに終了しています。)

コダックのコダカラーで撮影した第二次世界大戦の未発表カラー写真がたくさん展示してあった。イギリスや海上で撮られた第二次世界大戦中の写真。ヘミングウェイの家族。来日した時の日本。地雷で死ぬ直前のインドシナ。そのどれもが鮮やかなカラーで再現される。すごいぞ、コダカラー。

燃えている飛行機を消火している場面など、青い空、緑の芝生のせいで、のんびりした雰囲気さえ感じる。色があることでこんなにも影響を受けるのかと驚く。

キャパといえばモノクロのイメージだが、カラーで撮ったものを見ると、カラーの方がいいんじゃないかと思えてくる。これだけビビッドでリアルな写真を見せられるとモノクロの必然性など見つからない。

会場の最後にはキャパの名作モノクロ写真も展示されていたが、まさに「色褪せて」見える。キャパの写真は基本的に報道写真であって芸術写真じゃないからそう思うのかもしれないし、キャパの写真に色があることに私が興奮しているせいもあるだろう。

おそらく雑誌などにも紹介されるだろうから、機会があったら見ていただきたい。

詳しいレポートは以下のブログでどうぞ。

scannersブログ

THE EYE FORGET


味方の船に信号を送る護送船団の乗組員 photo by CAPA。
  

コンクリート埋め込み事件

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フジフイルム NATURA S with NATURA1600

渋谷と恵比寿の間。詳しい位置はわからない。

ビルの入り口横のコンクリートに歯車などの部品類を埋め、字が刻んであった。会社創業者たちによる記念のオブジェか?

モノクロにしてうんと暗く焼いて東松照明みたいにしてみたが、わざとらしいのでやめた。パソコンに取り込めば、なんでもできちゃうのはある意味怖い。

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2005年02月20日

書評:シングル化する日本

『シングル化する日本』(著者:伊田広行,出版社:洋泉社)

夫婦と子ども二人という家族像はもはや日本の平均的家族ではない。実際にはシングル化(非婚化)がどんどん進んでいる。その原因には結婚のメリットとデメリットについての変化があるが、本書はその理由をひとつにしぼらない。あくまでも多角的に語っている。そこが本書の地味さであり、誠実さでもある。

シングル化が進めば、当然社会の税制度も家族優遇からシングル単位の税制に変えなければならない。と同時に社会のあり方もシングル化に合わせて変わっていくべきだというのが本書の骨子である。

結婚しようがしまいが社会制度はすべてシングル単位で人間を見るべきだという。人間ひとりひとりを税金や社会福祉の対象にする。扶養家族がいるかどうかは関係ない。家族内での介護も当然視しない。誰と家族で誰と住んでいるかも関係ない。必要なことは社会が手助けすればいい。その方がよっぽど安心できる。それが著者の提言するシングル単位社会だ。

政治的にはアメリカ型新自由主義か北欧型社会民主主義かの選択を迫られる。当然、後者が選ばれるべきだと著者は言う。その実現にはワークシェアリング、短時間労働、男女差別の撤廃、福祉の充実などが重要になる。きちんと自分たちの生活が守られ、自分たちのために税金が使われるのならば、税負担の大きさに不満を持たないものだ。

私もそういう思想に近い。以前から読書感想の中でワークシェアリングを進めて社会全体がゆったり暮らす方向へ進むべきだとの意見を述べてきた。馬車馬みたいに働いて無駄に消費する社会がいい社会だとは思わない。それと家族主義の解体が結びつくとこのようなシングル単位社会になる。シングル単位という思想に大いに啓発された。

男の社会的責任としてバリバリ働いて家族を養って…という図式は同意できない。もっと多様であるべきだし、主流ではない生き方を選んでも行きにくくないような社会であるべきだろう。

地味な本だけど良書だと思う。

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小学生、ぼくぼく詐欺

渋谷、小学生、2005-natura-003.jpg
photo by Cozy

フジフイルム NATURA S with NATURA1600

JR渋谷駅。

学校帰りの小学生が集団で電話をしていた。オレオレ詐欺を真似てボクボク詐欺か?
「ああ、僕だけど、怖いおじさんに捕まっちゃったよ〜」
怖いおじさん役がいないのでおそらく違う。てゆーか絶対違う。

携帯電話が普及して従来の公衆電話を使う人が減ってしまった。そこに目をつけたのが私学に通う小学生たち。気軽に電話をする習慣が身についたのではないだろうか。(推測)

気になるのは誰にどんな話をしているのかということ。会話の内容を聞いてみたかった。しかし、カメラを持った不審者としては素早くその場を去るしかなかった。

画像はプリントをスキャナから取り込んだもの。このカメラの写りはすこぶるよい。

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2005年02月19日

昭和のお茶の間における三浦友和

三浦友和、NATURA、2005-natura-002.jpg
photo by Cozy

フジフイルム NATURA S

渋谷の「たばこと塩の博物館」の常設展。

昭和の煙草屋を再現するコーナーがあって、店の中にはこのようなお茶の間が作られていた。映像はちゃんと動画として動いていて、三浦友和がアーモンドチョコレートを渋い表情でかじっていた。ピンク・レディが焼きそばUFOの上でUFOの振り付けを踊るCMも撮ったが、自分としてはチョコレートシーンの方が印象的だったのでこちらをチョイスした。

それにしても24mmという焦点距離は広く写る。ノンフラッシュの手持ち撮影。

テレビ台の下の週刊誌の表紙は大原麗子だったかな?

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富士フイルムの「NATURA S」レヴュー

富士フイルムより頼まれてコンパクトカメラ「NATURA S」のモニターを引き受けた。撮影が終わり、写真もできてきたので、感想をまとめておこう。(以下、面倒なのでSは省略してNATURAと記述する)

NATURAは銀塩(フィルム)用のコンパクトカメラ。しかも単焦点レンズ。ズームではない。今時こんなカメラを出してくるなんて、マニア向けかと思ってしまうが、サイトを見ると一般向け商品のようだ。かなり個性的な商品コンセプトを持ったカメラのようだ。定価はオープン価格となっているが、3万円以下で売っている。今ヨドバシカメラで調べたら、27,400 円(税込)で13%のポイント還元がついていた。

NATURAの最大の魅力はやはりレンズだ。24mmF1.9の超広角で明るいレンズ。銀塩カメラユーザーでもこのスペックのレンズを持っている人はほとんどいない。ペンタックスならばFA★24mmF2AL[IF]があるが、希望小売価格:77,000円(税込80,850円)。ヨドバシ特価で61,600円だ。キヤノンには相当品はない。もっと明るいか暗い。明るいEF24mmF1.4Lの定価が216,000円(税別)で実売180,300円、EF24mmF2.8が定価49,500円(税別)で実売38,600円。こう見ると24mmF1.9のレンズがボディ込みで3万円以下で買えるNATURAが面白い存在であることがわかるだろう。しかもスーパーEBCフジノンレンズの6群7枚構成ということで描写力もよい。

もうひとつの特徴はNATURA1600というISO1600の高感度フィルムとの組み合わせでノンフラッシュ撮影モードを標準にしていることだ。F1.9の明るいレンズとISO1600の組合せならば少々薄暗い場面でも手ブレせずに撮れるので、デフォルトでノンフラッシュという選択は間違っていない。フラッシュを使うと平板な印象の写真になるし、背景が暗くなる(スローシンクロにすればいいのだが、慣れない人は背景をぶらしてしまう)ので、積極的にNATURA1600を使う意味はある。普通のフィルムを使えば、自動でフラッシュ発光するし、NATURA1600でも強制発光は可能なので心配は無用。

今回モニターしたのはコンパクトカメラの「NATURA S」と高感度フィルムの「NATURA1600」のセットだったので、「たばこと塩の博物館」内部の暗いところでもノンフラッシュで撮影してみた。出来上がりを見るとまったくぶれていない。なかなか強力な組合わせのようだ。

実際に使ってみての印象だが、これは複雑だ。

一番の魅力は24mmという超広角レンズなので個性的な写真が撮れる、ということにつきる。しかし、私は銀塩でもこんな広角レンズは持っていないので、最初は戸惑った。被写体を見つけて写真を撮ろうとカメラのファインダーをのぞくと被写体がずっと遠くに見えるのだ。想像していたよりもずっと遠くてまるでイメージが違う。この画角の特長に慣れる前にモニター用にもらったフィルムがつきてしまったのは残念だ。

できあがった写真を見るとやはり24mmの超広角は強烈で、画角の広さだけでも面白い写真になっている。なんの努力もせずとも個性的な写真が撮れるのだから面白いカメラだ。

気に入らない点もある。ボディが安っぽい。価格も安いのだから当たり前だが。

女性向けのデザインだとも思った。「大の大人」が手に持って歩くのはちょっと恥ずかしい。富士フイルムの方でもそう思ったのか、後からブラックモデルも発売した。できれば黒モデルでモニターしたかった。またどういうわけかブラックモデルの方が実売価格が高い。現在3万円以上している。それでも買うとしたらこちらの方を選びたい。


NTURA BLACKNTURA BLACK

それとファインダーが見づらい。安いコンパクトカメラはすべてそうなので、文句をつけるのは酷かも知れないが、一眼レフカメラを使ってきた者としてはやはりつらい点なのだ。

以上が感想だが、やはり24mmF1.9の超広角の明るいレンズが一番の魅力だ。そこに魅力を感じるのをむしろカメラ好きの人だろう。私が言わなくてもこのスペックを見ただけで理解できるに違いない。一般ユーザー向けの用途では、夜景などの暗い状況、狭い室内、建物バックの記念撮影に向いているということを言い添えておきたい。
  

2005年02月18日

新製品はEOS Kiss Digital N

新機種はEOS Kiss Digital2だと思ったら、「EOS Kiss Digital N」だった。

キヤノンのニュースリリース

デジカメWatch

「製品名はEOS Kiss Digital Nだが、販促名称は「New EOS Kiss Digital」となる。」とのこと。銀塩EOS Kiss Digitalと同じパターンだ。2代目がNEW。3代目は掘III)となるのだろうか。

  

800万画素のEOS Kiss Digital2が出る

EOS 350D Digital(EOS Kiss Digitalの後継機)が発表された。

URLを見るとEOS Kiss Digital2となっているので、おそらくこれが日本名となるのだろう。

目立った変更のみを紹介すると、

撮像素子…総画素数820万画素CMOSセンサー。サイズは22.2×14.8mm。20Dより小さい。
画像エンジン…DIGIC II。
起動時間…0.2秒。
バッテリー…ストロボ未使用時600枚、50%使用時400枚。
大きさ…約126.5×94.2×64mm。重さ約485g。

さて、価格はどうなるのか?

続報。

米国キヤノン、低価格デジタル一眼レフの最新モデル「Rebel XT」発表

この記事によると、「実売想定価格は「EF-S18-55mm F3.5-5.6」をセットにしたズームレンズキットが999ドル(約105,000円)、本体のみで899ドル(約95,000円)。米国での発売は3月」。

現行機種のEOS Kiss Digitalは販売価格がどんどんさがってかなりの激安状態にある。しかし、新機種が出ることがわかった以上、買い控えたほうがよさそうだ。

ただし今のKiss Digitalのスペックでも安いほうがいいという人は品切れ前に底値を狙って買うのもいいかもしれない。

現行のKiss Digitalユーザーである私は買い替える気はまったくない。
  

見られたような気がして

谷中、猫、2004-12-07-029.jpg
photo by Cozy

Canon EOS Kiss Digital、Canon EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM

谷中。

なにか気配を感じた猫が振り返る。が、中途半端でこちらの存在には気づいていないようだ。
  

iPodを透明プラケースに入れる

iPodを素手で持つと手垢がつきやすく、ちょっとした接触で傷もつきやすい。
それでも、素のまま使うのが漢(おとこ)だという意見もある。しかし、私は軟弱にもケースに入れることにした。

いろいろ迷った末に選んだのは透明なプラスチックのケース。かたいプラでがっちり守って、本来の色やデザインがそのまま見えるところがよい。ホイールを覆ってしまうわけではないので、操作性もいい。

iPod クリスタルジャケットset…20GBモデルと40GBモデルがある。

中に透明なシートが入っている。これを貼り付けてからプラケースに入れる。プラケースとの接触で傷がつかないような配慮らしい。

プラケースはこの写真よりも透明度が高い印象だ。シリコンカバーより違和感がない。ぱっと見てiPodだとわかる。

私はヘッドフォンを純正品からフィリップスの製品に変えてしまったので、本体も隠してしまうと何を使っているのかわからない。せっかくiPodを買ったのだから、本体が見えているのがうれしいのだ。
  

ALPEXの「Power Cap ASP-400」

先日紹介したミラクルキャップと同等品が東急ハンズで売っているそうだ。

ALPEXの「Power Cap ASP-400」(パワーキャップ)。

実物を見たことがないし、インターネット上で画像も見ていないのでなんとも言えないがほぼ同じものらしい。

TSUTAYAで買えなかった人はハンズへGO。

※付記
近所のTYUTAYAに行ったら、ミラクルキャップではなく、パワーキャップが置いてあった。  

2005年02月17日

警察も出動した銀座の行列は

銀座、年末ジャンボ宝くじ、2004-12-03-003.jpg
photo by Cozy

Canon EOS Kiss DigitalEF50mm F1.8 II

銀座。

人がたくさん並んでいて、警察官も出ていて何ごとか。じつは昨年末の年末ジャンボ宝くじの売り出しだ。初日に並んでも、どこで買っても当たる確率は変わらないのに、発売初日によく当たるという販売所で買いたがる人が多い。超自然的な力を信じているのだろうか。それとも希望に彩られた宝くじファン特有の確率論を持っているのだろうか。

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2005年02月16日

リンク集:読書案内、書評系

読書案内、書評系

新聞各社の読書案内
朝日新聞「読書」、読売新聞「本よみうり堂」、毎日新聞「今週の本棚」、産経新聞「本・BOOK」 へのリンク。日付別の読書案内リンクも用意されている。
私の好きな岩波文庫100
読者が選んだ「私の好きな岩波文庫」を100冊紹介している。
ジュンク堂の新書100冊
「ジュンク堂の専門書の書棚でロングセラーとなっている、読んで間違いのない基本の百冊を選び出して解説をつけた」そうだ。
bk1の書評ポータル
オンライン書店bk1(ビーケーワン)の書評のページ。読書の投稿書評を集めている。書き手も多いし書評も多く盛況。(なぜかライブドアからリンクできません。ご自分で検索してください。)
Amazon和書
オンラインショップAmazonの和書のページ。扱っている書籍が多く、売れ筋の本がわかる。読者のよる書評と☆で表した評価がある。
考えるための断想集
うえしん氏による人文系中心の書評と現代社会に対する批判的なエッセイ。グレートブックの推薦もある。
ブックポータル
TRC図書館流通センターが運営する。1980年1月以降に出版された日本の新刊書籍の検索できる。今日の新刊、今週の新刊の一覧もある。
Webcat Plus
「連想検索機能」によりキーワードに関連した本を見つけることができる。対象は日本語の図書2,799,962件以上と膨大。
新書マップ
「テーマで探す新書ガイド」。独自のインターフェースで関連キーワードの地図を表示するとにかく面白い検索サイト。


  

夕焼けだんだんの若夫婦

谷中、夕焼けだんだん、2004-12-07-009.jpg
photo by Cozy

Canon EOS Kiss Digital、Canon EF-S18-55mm F3.5-5.6 USMレンズキット

谷中。

JR日暮里駅と谷中銀座の間にある夕焼けだんだんという石段にいた若夫婦。ベビーカーがあるので父親が後ろ向きでそろそろと降りていく。

この石段の脇には猫がよくいるのだが、汚くてくさい。ノミがつくかもしれないので下手に手を出さない方がいい。

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書評:情報商人のすゝめ

『朝起きるたびに、どんどんお金持ちになっている 情報商人のすゝめ〜1日2時間の労働で、毎月新車が買えるくらい稼ぐ方法』(著者:岩元 貴久,出版社:総合法令出版)

インターネットで情報が売られているが、そういう仕事をする人をインフォプレナーと呼ぶそうだ。著者はこれを情報商人と意訳している。

この本を読むと情報商人がどうやって儲けようとしているのかがわかってくる。逆に受け手としては情報商人がどうやって売り込んでくるかがわかる。露骨なDMなどの売込みとは違ううまいやり方に乗せられないためにこういうことを知っておくのも悪くないだろう。

まず売るための商材=本を用意する。これは自分がオンライン販売用に書く。50〜100ページで何万円も払わせるために、人が欲しくなるテーマ、タイトルで、深い内容が要求される。

そのための本の書き方が書いてある。言っていることはなるほどと思わせるし、いかにも簡単そうに書いてあるが、魅力的な商材を作れる人は最初から魅力的な情報を持っている人であり、不足する情報を集め加工する能力のある人だ。そこは勘違いしない方がいい。

人から取材したことを書いてもいいと著者は言っているがちょっとしたインタビューでノウハウを公開するだろうか。後のほうを読むと、商材の一部(消費者の一歩先を行く内容であること)を読ませてから、商材全部(二歩も三歩も先を行く内容)を買わせるようにすすめているが、そんな商材がここに書かれた簡単なインタビューだけで得られるわけがない。

やはりこの本の内容を実践するにしても、人が欲しがるような重要な情報を持っていることが前提だろう。

集客や売り方についてのノウハウはさすがにうまい。このあたりの内容には商売人らしさがよくでている。メールマガジンで人を集め、ホームページに誘導し、いかに会員として取り込んでいくか。ユーザーの心理をよく知っているようだ。

最後の方になると顧客に紹介手数料を払って商材を売ることをすすめるようと書いてある。本書の実践としてまずこの著者の商材を売ることをすすめている。なんだこれは。マルチ商法とは違うようだが、けっこういかがわしい。

ノウハウに見るべき点はあるけれど、どうも著者が儲かるようになっているのが、イヤな感じだ。

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2005年02月15日

恵比寿の工場の観葉植物

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photo by Cozy

Canon EOS Kiss DigitalEF50mm F1.8 II

恵比寿の住宅街を散策。小さい工場の裏に観葉植物があった。

殺伐とした雰囲気の中で観葉植物にちょっとした癒しを求めたい人たちの気持ちが伝わってくる。

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2005年02月14日

中華料理店がここにあった

東銀座、2004-12-03-035.jpg
photo by Cozy

Canon EOS Kiss DigitalEF50mm F1.8 II

東銀座。築地。

ちょっと裏に入ったところにあった古いビル。入り口に中華料理店のような看板があったが、すでに錆びて使えない。今はただの雑居ビルのようだった。

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