タイトル一覧

旗の台「魚山堂」で古本を | Willのある表参道 | 書評:東京修学旅行ハンドブック | さあ、撮るわよ〜 | 書評:ひと月、百冊読み、三百枚書く私の方法 2 | 骨董市のピエロ | 書評:東京古本とコーヒー巡り | 神田古本祭 | ほおずき市のカブいた娘 | 美術展:浮世絵1010の世界 | アメリカンスクールのこどもたち | 清澄庭園で | 清澄公園で | 書評:健康ブームを問う | ラムネを飲む兄と妹 | 犬とおネエちゃん | 書評:図書館に訊け! | 谷中霊園で | 天使とぶどう | 書評:ひと月、百冊読み、三百枚書く私の方法 | 西新宿風景 | 西新宿の昼休み | 目黒サレジオ教会 | 原美術館の入り口 | 林家こぶ平が九代目林家正蔵を襲名 | 原美術館の前庭 | 書評:若さの秘訣は歩き方にある | ミラーのある風景 | 書評:江戸の遊び方 | 落語『にらみ返し』より |

2005年03月31日

旗の台「魚山堂」で古本を

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photo by Cozy

RICHO CaplioRR30

品川区旗の台。

古本はほとんど買わないと書いたが、もちろんたまには買っている。しかし、普通に読むものなら図書館で借りるのがやはり基本。買うとしたら手元に置いておきたいものや図書館にはないもの(国会図書館や専門図書館を含めるとそんなものはほとんどない)が中心になる。

昨日はブックオフで『JavaScript辞典』(アンク著、翔泳社)\1,800→\950、ぽんぽん船で『医学辞典?』(主婦と友社)\2,800→\850、旗の台の「魚山堂」で『江戸時代年鑑』\4,935→\1,500を買ってしまった。

医学辞典は以前から母親から頼まれていたもので、読みやすそうなのが安かったので、購入。『JavaScript辞典』は同じアンクのシリーズでHTMLとCSSを持っているのでそろえておきたかった。しかし、帰宅してからひとつ前の版だと気づく。安いとは言えないようだ。『江戸時代年鑑』は読み物というよりたまに眺めて楽しむため。

この「魚山堂」の前は何度も通っているのに、今回はじめて入った。なかなかいい古本屋のようだけど、4月中に店じまいをするという。人手が足りないというのが表向きの理由だ。神保町にもカメラや写真集の専門古書店を出していて、そちらに専念するらしい。現在半額セール中。

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2005年03月30日

Willのある表参道

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photo by Cozy

CONTA RX,Sonner85mmF2.8

渋谷区神宮前。

表参道を歩く女の子たち。その向こうに見えるのはWillというプロダクトのもとに自動車の展示場。業種の異なる複数の企業がWillの名前でいろいろな商品を出していた。あまり流行らなかったように思うが、今でも続いているみたいだ。

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2005年03月29日

書評:東京修学旅行ハンドブック

『東京修学旅行ハンドブック―学び・調べ・考えよう』(編集:東京都歴史教育者協議会,出版社:平和文化)

反戦、反体制姿勢が濃厚な教育者たちによる修学旅行ハンドブック。平和主義だが反資本主義的ではない。

薄い本なのに旧石器時代から現代まで扱っているが、半分以上は明治維新以降のネタ。それでも東京という都市の性質がわかってなかなか参考になる。日米安全保障条約と靖国神社に対する敵意が強いのが印象的だった。

驚いた話をいくつか拾っておく。

氷河期の平均気温は現在より7〜8℃低かった。そのころの東京は現在の尾瀬のような気温だったそうだ。氷河期といってもそんな程度なのかと驚く。約6千年前には今より数度気温の高い時代もあったともいう。

そこで考えた。氷が解けたり凍ったりすることで、海の水位が大きく変化するわけだから、人間による温暖化を避けえたとしてもやがて自然に地球が暑くなって東京の大半が水没するのは避けられないことになる。自然に日本沈没。

昭和天皇が戦争継続を望んだという話がでてくる。1945年2月14日、近衛文麿元首相が和平を提案したところ、天皇は「もう一度戦果を挙げてからでないと中々話は難しいと思ふ」(『木戸幸一関係文書』東京大学出版会)とのべたという。その後、日本は東京大空襲を含む多くの空襲、沖縄戦、原子爆弾投下の悲劇にさらされることになる。

にわかに自分の中で天皇の戦争責任論が浮上してきた。戦争は軍部の横暴によって進められたものとの思い込みがあったが、この発言を読む限り天皇の関与は大きそうだ。さて、詳細はどうなのか。

忠犬ハチ公の美談は捏造だったと林秀彦が書いている…。「実はあのハチ公、僕の親父の捏造モノガタリなのだ」「渋谷駅のまん前に焼き鳥屋の屋台があり、ハチ公はいつもこの客が投げ与えるオコボレが目当ての通勤だった」(「父がデッチあげたハチ公伝説」『新潮45』1987年9月号)。そういえば、どこかで聞いたことがあるような気もする。

なぜこの話がこの本に引用されているのかといえば、ハチ公の美談は『修身』の教科書にとりあげられていて、天皇への忠誠心をそだてるために利用されていたからだ。このような美談の捏造もするのが軍事体制なのですよ、という警告のつもりだろう。

軍国主義のことはおいておくとしても、ハチ公が実際に飼い主の上野英三郎博士の送り迎えをしていて博士の死後も続けたなら、それはそれで美談としての意味はあるだろう。問題はどの程度の捏造なのかということだが、詳しいことはこの雑誌を調べなければならないだろう。

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さあ、撮るわよ〜

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photo by Cozy

CONTA RX,Sonner85mmF2.8

渋谷区神宮前。いわゆる原宿。

東郷神社での結婚式前後の空いた時間を使っての記念撮影らしい。写真を撮っている着物美人の体の傾け具合がなんかよい。

写真がやけに横長なのは、スキャナーの自動切り出しを使ったからだ。下の暗い部分が何も写っていないと判断されてカットされた模様。この横長構図もよいかとそのまま使っている。

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2005年03月28日

書評:ひと月、百冊読み、三百枚書く私の方法 2

 『ひと月、百冊読み、三百枚書く私の方法 2』(著者:福田和也,出版社:PHP研究所)

ちょっと前に紹介した『ひと月、百冊読み、三百枚書く私の方法』の続編。読むことについての記述はなく、書くこととデジタルツールの使い方への言及が中心だ。前作に比べるとより実践的で重要なことを出し惜しみせずに書いている印象だが、相変わらず普通の人には実践が難しいことが多い。

書くことが上達するには、より上のレベルを目指して悩み、苦しむことが重要で、そのためには自分がどうしても書きたい大きなテーマを持てという。しかもそういうテーマに出会うことは難しいともいう。その通りだろう。そういうテーマを提示できるのはよい編集者だとも言う。そんな編集者に出会う可能性がゼロの普通の人はどうすればいいのか。

面白いかったのはコラムの書き方を紹介しているところ。コラムには、情報、分析、解釈、価値の4つの要素がある。最後の価値は読んで人に行動を起こさせることだという。たとえば、その映画を見に行く、とか。ブログでコラムを書きたい人には参考になるのではないだろうか。しかし、分析と解釈の違いがわかりにくい。解釈は主観であり、分析で作られた文脈に意味を与えるというのだが。

パソコンはノートパソコンを2台使っていて、一台が執筆用で、もう一台で資料を表示するような使い分けをしているそうだ。辞書や辞典のCD-ROMを大量にインストールしていて、インターネットの検索よりもこちらを使っているという。インターネットは校閲がなされていないし、無駄な情報も拾ってしまうからというのがその理由。たしかに評論の参照用としてはインターネット不適格だろう。

他に理想のデジタルカメラを求めての購入遍歴、音楽をパソコンに入れて楽しむときに選択を迫られて自分の意外な好みがわかった話など、体験者なら共感できる話が随所に出てくる。

書くことに興味があればいろいろと刺激を受けるだろう一冊だ。
  

骨董市のピエロ

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photo by Cozy

PENTAX Z-1,FA35mmF2

新宿区新宿。

花園神社の骨董市で見つけたピエロの人形。

あちこちの骨董市に足を運んだことがある。最初はものめずらしくて面白かったが、だんだん飽きてしまった。掘り出し物が探せるような目利きではないし、何も買わずにながめているだけでは興味が続かなかった。

骨董市を楽しむには特定のジャンルの知識を身につけたほうがよさそうだ。陶器がわかるだけでもだいぶ違うだろう。さらに買うつもりで見るのがいい。古くていいものなら美術館や博物館の方がはるかに上なのだから。

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2005年03月27日

書評:東京古本とコーヒー巡り

『東京古本とコーヒー巡り 散歩の達人ブックス 大人の自由時間』(編集:交通新聞社第1出版事業部 ,出版社:交通新聞社)

写真をたくさん使った紙面構成で古書店と珈琲屋を紹介している。神田神保町が多いが、他の地域もあちこち紹介されていて、古本屋めぐりの参考になる。

ここで紹介されている店を見るとなかなかいい雰囲気で寄ってみたくなるものが多い。

最近類書がたくさん出ているが、なぜだろう。オンライン古本屋書店が増えているし、個人でオークションやアマゾンで販売している人も多いようなので、その影響か。昨年だったか、古本屋と古い珈琲店が登場する「珈琲時光」という映画が公開されているし、なんとなくそういう流れがあるのかもしれない。

別記事で書いたように私は図書館派だけど、これからは古本屋もなるべく見てまわろうかと思案中。で、読んだらオークションなどで売ってしまえばいい。本はいちいち買っていると増えて困るのだ。

本の感想がほとんどないな…。

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神田古本祭

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photo by Cozy

CONTAX RX,Distagon 28mmF2.8

千代田区神田。

神田神保町で毎年10月末に行なわれている神田古本祭。これは2000年にすずらん通りで撮ったもの。神田は古本屋だけではなく、カレー屋も多い。古い雰囲気のある珈琲店も通には人気だ。

しかし、私はどの店にも滅多に入らない。古本はほとんど買わない。わざわざカレー専門店で食べない。コーヒーは飲まない。基本的に図書館派(ヘビーユーザー)であるし、紅茶党(緑茶、ウーロン茶も)だ。カレーは好きだが、カレー専門店は辛すぎる。

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2005年03月26日

ほおずき市のカブいた娘

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photo by Cozy

PENTAX Z-1,FA50mmF1.4か?

台東区浅草。

2000年夏の浅草寺のほおずき市。「うん、日本人はやっぱり着物だよね」とか「馬子にも衣装」なんて言葉は通用しない。ミニスカートの浴衣にルーズソックスと茶髪。腕まくり、首の手ぬぐい。

浮世絵を見ていると江戸時代でも変わった着物、髪型、着こなしをしている人たちがいたことがわかる。それぞれの時代に傾いたファッションはあったようだ。驚くことはない。

かぶ・く 【▽傾く】 (2)人目につくような変わった身なりや行動をする。三省堂提供「大辞林 第二版」より

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2005年03月25日

美術展:浮世絵1010の世界

THEATRE1010ギャラリー開館記念特別展示、足立区立郷土博物館所蔵『浮世絵1010の世界』を見てきた。場所は北千住の丸井デパート内にあるTHEATRE1010ギャラリー。千住と1010をかけたネーミングらしい。

展示されている浮世絵が1010点。膨大な枚数でまともに見ていると疲れる。ほとんどの客が最後のほうでは歩くのが速くなっていた。たっぷり鑑賞時間をとって、途中休みながら見てまわりたい。再入場も可能だ。

さて、展示内容なのだが、さすがにジャンルは多岐に渡っている。風景画、美人画、役者絵などの定番はもちろん、生活に使われた玩具的な絵も押さえてあるし、明治期の浮世絵もたくさんあった。

私としては広重の冨士三十六景(北斎の富嶽…ではない)と明治の浮世絵がまとめて見れたのが収穫だった。とくに明治の浮世絵は町の様子が変化していく様子をとらえていて興味深い。そこでは日本初の銀行「三井組ハウス」が何度も画題として取り上げられていた。日本橋の名物だったようだ。

広重では同じ絵の刷り違いのを並べて展示してあった。これは絵によって色遣いが違っているのがわかって面白い。

写楽は一枚もない。春信が少ない。歌麿も少ない。というのも気になった。枚数のわりに名作は多くないという印象だ。

北千住の丸井11階 ギャラリー全室
30日まで
高校生以上800円
  

アメリカンスクールのこどもたち

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photo by Cozy

PENTAX Z-1,FA77mmF1.8Limited

林試の森公園の所在地をいつも目黒区と書いていたけれど、本当は目黒区下目黒五丁目、品川区小山台二丁目のふたつにまたがっている。名称は「目黒試験苗圃」「林業試験場」「目黒公園」「都立林試の森公園」と変化しているので、つい目黒の林試の森公園と書いてしまう。しかし、公園事務所は品川区側にある。

近所のアメリカンスクールの子どもたちがよく遊びに来るようだ。これはお手々をつないで帰るところ。

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2005年03月24日

清澄庭園で

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photo by Cozy

PENTAX Z-1,FA77mmF1.8Limited

江東区清澄。

こちらは有料150円の清澄庭園。池のまわりを周遊する日本庭園だ。「回遊式築山山水庭園」というらしい。

しかし、写真を撮ったのは池からはずれた広場のようなところ。女の子が二人、ジャージ姿でまたーりしていた。

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2005年03月23日

清澄公園で

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photo by Cozy

PENTAX Z-1,FA77mmF1.8Limited

江東区清澄。

清澄公園と清澄庭園が道をへだてて並んでいる。こちらは無料の清澄公園の方だ。

コカコーラのベンチがいかにも公園風でいい。全体にさわやかな光景なのに空き缶が転がっているのが気にかかる。これら空き缶は江東区民の民度の低さの表れだろうか? しながわく区民公園も目黒の林試の森公園もゴミが落ちているのをほとんど見かけないが。

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2005年03月22日

書評:健康ブームを問う

『健康ブームを問う』(著者:飯島裕一編著,出版社:岩波新書)

医療問題に詳しい信濃毎日新聞社編集委員の飯島裕一が「健康」をテーマに7人の専門家にインタビューしたもの。マスコミの流す目に付きやすい情報や無責任な口コミには気をつけなさいという啓蒙的な内容だ。

面白かった発言を拾ってみる。

最近はインフォームド・チョイスという考えがあるそうだ。「医師が包み隠さず説明して、患者が自らの意思で治療法を選択する。医師は選択を尊重して、十分なフォローをする」ということ。インフォームド・コンセントからさらに進んできているということらしい。実現しているのはごく一部の医療機関だろうと思う。

アメリカの医師会が「民間療法を正しく判断する手引書を出版」したそうだ。いい面と悪い面が書いてあり、あとは自己責任でという態度がアメリカっぽいという。

日本で結核が減ったのは結核検診やBCG(結核の予防接種)のおかげではなく、日本人の栄養状態がよくなったからだそうだ。イギリス、ドイツ、フランスでは抗生物質もBCGもない時代に結核は減っているし、現在でも栄養状態が悪い地域は結核が多いという。このように因果関係をつきとめるのはむずかしい。私たちは医学のおける嘘を信じていることが多いみたいだ。

炭水化物が何%、たんぱく質が何%という食事のバランスはなにがいいのかは本当はわかっていないそうだ。

アトピーの原因論について。「清潔になり寄生虫がいなくなったため」という説を否定している。この本では排気ガス説のほうを支持している。清潔原因説は最近私も雑誌「ウォーキング」で目にした。最新の考えであってもはっきりと結論が出ていないものは簡単に信じない方がいいのだろう。

睡眠は脳の疲労回復に必要だそうだ。短時間睡眠は障害が起こるとか。子どもの夜更かしに警告していた。

最近の睡眠薬は「多量に服用しても自殺できないほど安全になっています」とのこと。自殺予定者は別の方法を考えなくてはいけないということか。それで七輪で練炭を燃やす自殺が増えているのだろうか。

たんに寿命を延ばすだけでなく、健康寿命を延ばすことが大切だという。健康寿命にはいろいろ定義があるが、日常の基本動作において自立して暮らせる期間だという。

「日本人は痴ほうを抱えて暮らす期間が欧米に比べて長い」そうだ。その理由は日本人には脳血管型の痴ほうが多いからだという。アルツハイマー型の発生率は同じくらい。さらに脳血管障害は「寝たきり」最大の原因疾患だそうだ。

「まず、脳血管疾患を招く高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満を予防することです。さらに、これらの病気の危険因子は、塩分の多い食事、喫煙、運動不足なので、それに注意しよう…」最近、よく言われている生活習慣病の予防がやはり本道のようだ。

最後にけっこうショックな話をひとつ。「緑黄色野菜に含まれるβカロチンには、がん予防効果が期待されブームになったことがあります。しかし、数万人規模の臨床試験がアメリカとフィンランドで行なわれた結果、βカロチンの錠剤を投与された人たちに、がんが増えていることが分かりました。βカロチンは、市場から消えていったのです。しかし、このような厳密な臨床試験を受けていないものが他にも多数みられます。」

ここで言っている市場とはサプリメントの市場だろう。それにしても科学的に正しいと思った健康知識がこうも簡単にひっくり返されるのを見ると何を信じていいのかわからなくなる。厳密な臨床試験を受けたかどうかなんて素人にはわからないのだから、どうしたらいいのだろう。一時期、老人は肉を食べない方がいいという説もあったが、今は逆を言われているし、本当にわからない。

科学の特徴に反証可能性というのがある。反証の可能性があるということは科学の仮説はつねに暫定的仮説だということだ。たとえれば学説はスポーツの世界記録のようなもの。新記録が出れば過去の記録の栄光は失われる。だから、信じる信じないという性質のものではない。つまり、自己責任でどうぞ…。
  

ラムネを飲む兄と妹

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photo by Cozy

PENTAX Z-1,FA50mmF1.4

港区白金台。

覚林寺では毎年5月4、5日に「清正公大祭」が行なわれている。豊臣秀吉に仕えた戦国武将である加藤清正が朝鮮出兵時に、朝鮮国の王子を連れ帰って養育した。この王子がやがて出家し、日延上人となり、後に覚林寺を開き、清正公を祀ったと言われる。

武将が祭られているだけあって「勝守り」というお守りと「開運出世祝鯉」という鯉のぼりが有名だ。端午の節句でもありやたらと威勢がいい名前がついている。もうちょっとマターリいこうよ。

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2005年03月21日

犬とおネエちゃん

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photo by Cozy

PENTAX Z-1,FA77mmF1.8Limited

品川区の戸越公園。

木漏れ日の中に犬を発見。素早くカメラを構えて、撮ろうとしたら、向こうに煙草を手にしたお姉ちゃんが見えた。両者を画面に入れるためにフレーミングしなおしてシャッターを切った。こういう一瞬の判断と行動がスナップの面白さだ。くわーっと集中力が高まり、狩猟民の血が騒ぐ。写真の内容がのんびりしていても撮影者の心理はまるで違う。

5月の撮影なのでちょっと夏っぽい雰囲気がある。

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書評:図書館に訊け!

『図書館に訊け!』(著者:井上真琴,出版社:ちくま新書)

必要な文献、情報にいかにしてたどりつくか。その方法を大学図書館に勤務する著者が詳しく説明してくれる。

中心となるのは図書館のレファレンスサービスの利用方法の解説だ。どうやって文献や情報を探すのか一般的な手法と具体例で解説していてわかりやすい。じつに様々なレファレンスブック(参考図書)があることや百科事典は索引の巻から調べるものだということをはじめて知った(なんとなく聞いたことがあるような気がするが…)。

 本書を読めばある程度自分でも調べることは出来るようになるのだが、やはり図書館員はプロなので効率的に調べる方法を知っている。勇気を出して相談してみるのがよさそうだ。

近くの図書館にない資料がどうすれば借りられるのか、コピーできるのか。電子情報にはどんなものがあるのかについても書かれていて、これ一冊でほとんどのことがわかる。

購入図書の選定方法、目録(書誌情報)の作成についても書かれていて、図書館の仕事の中身がわかって面白い。目録の作成は図書館の中でも選ばれた人だけが出来るレベルの高い仕事なのだそうだ。

おすすめの一冊。

ただし、「面白い本」を探す方法ではないので、ご注意を。
  

2005年03月20日

谷中霊園で

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photo by Cozy

PENTAX Z-1,FA28-70mmF4AL

谷中。

家族連れ、自動車、携帯電話をしている人、道を尋ねる観光客と地元のおばさん。1枚の中によくそろったものだと思う。

ポジフィルムをスキャンしたものをいじったが、カラー調整がうまくいかない。もともと天気が悪くて発色が悪いのだからと適当なところで諦めた。

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2005年03月19日

天使とぶどう

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photo by Cozy

PENTAX Z-1,FA50mmF1.4?

四谷。

洋書店のウィンドウに天使のフィギュアがあった。中央の天使はぶどうの果実をつぼいっぱいに入れている。ぶどうと聖書は深いかかわりがある。中でもぶどう酒がキリストの血であるとされていることは有名だ。

こんな面白い比喩もある。

「わたしにつながっていなさい。わたしもあなたがたにつながっている。ぶどうの枝が、木につながっていなければ、自分では実を結ぶことができないように、あなたがたも、わたしにつながっていなければ、実を結ぶことができない。」新約聖書・ヨハネによる福音書 15章4節

つまり、ぶどうが実を結ぶことはイエスとつながっている証拠である。(逆は真ならず、なので、論理的には正しくはないが)

それにしてもこんな可愛らしい天使であっても服を着て陰部を隠しているのはなぜだろう。なぜ隠す必要があるのだろう。そこには人間と同じようなものがあるからなのか。見せろとは言わないが理由を知りたい。

「天使に性器があるとは誰も想像しないだろう」芥川龍之介

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2005年03月18日

書評:ひと月、百冊読み、三百枚書く私の方法

『ひと月、百冊読み、三百枚書く私の方法』(著者:福田和也,出版社:PHP研究所)

人気評論家の知的生産の秘密が書かれている。

読むのは必要な書籍のみ。目的をはっきりさせて必要な部分しか読まない。だから、月に百冊いける。もちろん著者は読むのが速いのだろう。

効率よくするには目的がなければならない。著者の場合は執筆のため、研究のため。一般読書人はあまり目的がないので、真似をするならテーマを決めて読むということか。

あれこれ手帳を持つのではなく一冊の手帳にすべて書き込むらしい。この手帳に読んだ本の必要な箇所を書き写す。一度目の読みでページの上の耳を折り、次に折ったところのみを読みやはり必要だと思えばページの下を折る。そして手書きで書き写す。手書きがいいのは書かれている内容の理解が進むからだそうだ。

この上下の耳を折る本読み術は他でも読んだことがある。誰だったか思い出せない。

他に情報を得る方法、本の書き方などいろいろとノウハウを公開してあるが、自分が面白かったところを紹介する。

評論の文章には「描写」「情報」「エピソード」がある。この3つの要素をどう進行させ組み合わせるかで作品の構造が決るという。なるほど。

小林秀雄の文章のわかりにくさは論理の飛躍(省略)があるからで、しかもその飛躍を読者に感じさせるように書いている。だから読みにくいのだという。非論理的ではない。小林のへの評価は小谷野敦とは逆だ。

本のテーマは簡単に言えるようなものではない。書きたいことは単純ではないという。テーマは一言でいえないとダメだと書いてある本があるが著者は逆を言っているのが印象的だった。

全体として役に立つかどうかと聞かれると、あまり役に立たないと答えるしかない。自分はもっと漫然と本を読んでいるからだ。量産タイプのプロの書き手はこうやっているのか、という興味で読むなら面白い。

気になったのは本書が一文で改行して段落を作っていること。このあまりにも露骨な行数稼ぎがまさか私の方法ということではないだろうな。

IT機器への言及があまりに少ないし、触れていてもややネガティブであるようだ。と思ったら、本書の続編ではIT機器の活用について書いてあるらしい。IT機器抜きでの読み書きはもはや非現実的だ。この著者がどんな活用をしているのか興味がある。
  

西新宿風景

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photo by Cozy

PENTAX Z-1,FA77mmF1.8 Limited

新宿区西新宿の都庁通。

左が都議会議事堂、右が東京都庁。正面に見えるのが新宿ワシントンホテル。
右端の電柱に日本愛国党の張り紙が見える。

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2005年03月17日

西新宿の昼休み

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photo by Cozy

PENTAX Z-1,FA77mmF1.8 Limited

新宿区西新宿。

昼休みの食事から帰ってくるサラリーマン。風が吹いて寒そうだ。

FA77mmを購入して間もない頃の撮影。このレンズは価格も高いが写りもすごかった。この画像からはそれがまったく伝わらないのが残念。

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2005年03月16日

目黒サレジオ教会

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photo by Cozy

PENTAX Z-1,TAKUMAR-F Zoom 28mmF3.5-80mmF4.5

目黒区碑文谷。

サレジオ教会。芸能人の挙式が多いことで有名。といっても三浦友和、山口百恵の結婚式しか思い浮かばないのだが。(山口百恵が「山口も萌え」と変換されたよ)

ちなみにサレジオ教会は通称。正式名称は、カトリック碑文谷教会。ローマカトリック教会の男子修道会であるサレジオ修道会に属するためにサレジオ教会と呼ばれるそうだ。

使用したレンズ「TAKUMAR-F Zoom 28mmF3.5-80mmF4.5」はとんでもないくそズーム。このサイズでは違いはわからないが、昔のズームはろくでもない。解像度が低く、色もアンバーがかっている。

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2005年03月15日

原美術館の入り口

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photo by Cozy

PENTAX Z-1,FA50mmF1.4

品川区北品川。

なんとなく色合いが好きなので。

この頃は幸せだった。その後、人生を幸せかどうかで測るのをやめた。

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林家こぶ平が九代目林家正蔵を襲名

数年前、浅草演芸ホールで林家こぶ平の高座を見た。

最初はちゃんと座って話していた「こぶちゃん」はやがて高座のフチに腰掛けたりして、前衛ぶりをアピール。動きでも笑いをとる。

噺の内容は、母さんのカヨコが、姉さんのみどりが、と家族をネタにした漫談。相変わらずだなあと進歩のなさに感心。ま、お父さんも進歩のない人だったが、あれはあれでひとつのスタイルを作り上げたのだから評価できる。

さて、こぶちゃんはその後、ちゃんと落語ができるようになったのだろうか。なんでも最近は古典落語を中心にやっているのだとか。新作でもいいからちゃんと芸を見せてくれるなら納得するのだが。

襲名披露はチケットを取るのが大変そうだ。通常の寄席興行に出てくるなら見に行きたい。

落語家は通常の寄席の興行に休まずにちゃんと出てくることも大切だと思う。売れっ子はたいがい寄席を休む。小朝なんかも番組(興行のプログラム)に名前があっても休んでばかり。今日はだれそれが出ると喜んで出かけてもお休み。これじゃ、寄席は衰退するばかり。売れっ子にはそういうことも含めて落語を考えて欲しいものだ。

※追記
 目当ての落語家が休んでいることがわかるのは木戸銭を払って中に入って当人の出番になってから。別の人が出てきて、ピンチヒッターになった経緯を面白おかしく話して噺に入る。これが他の商売なら、金返せとなってもおかしくはない。
 文朝の場合、「いまさら小朝の落語なんて聞いても何も得ることはありません」と断言するのが決まり文句。
 客席から「おまえもな」と返したいところだが、寄席が凍りつきそうで怖くてできない。(実際にそう思ったのではなくて、2ちゃんねるネタを使いたかっただけです。文朝師匠、スンマソン。)

林家こぶ平 改メ 九代林家正蔵 襲名披露“特選落語名人会”…チケット販売

正蔵襲名に14万人 こぶ平さんに「九代目」のかけ声…ニュース記事

【関連ブログ記事】
こぶ平の「正蔵」襲名に、私は反対します(もう襲名しちゃったけど)
林家こぶ平の、九代目林家正蔵襲名に関して
  

2005年03月14日

原美術館の前庭

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photo by Cozy

PENTAX Z-1,FA50mmF1.4

品川区北品川。

このあたりは御殿山と呼ばれている。かつては徳川家の別邸、御殿があったそうだ。で、この庭園は原美術館のもの。玄関前にあるちょっとした前庭なので、入場料を払わなくてもここまでは入れる。

以前やっていたウェブを休眠中にしてこの「Cozy's 東京スナップ」に移行したので、過去の写真が非公開になっていた。そこで古い写真をこちらに移行して公開することにした。

この写真はネガフィルからのスキャン。やはりデジタルとは色合いが違う。

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2005年03月13日

書評:若さの秘訣は歩き方にある

『若さの秘訣は「歩き方」にある―一万歩歩かない人は早死にする』(著者:富家孝,出版社:大和出版)

題名に惹かれて読んだのだが、歩きに関する話は半分程度でそんなに多くない。内容も一日一万歩を歩きましょうという普通の話だ。ちょっとがっかり。

健康全般に関する雑談集といった印象だ。著者は新日本プロレスのリングドクターも勤めているのでそんな話題が出てきたりする。たとえば、格闘技の強い選手は握力と背筋力が強い、とか。

健康に関する知見はひっくり返ることが多いので、新しい情報の飛びつくことはないそうだ。食べ物も内臓の一部にいいことが他の内臓にはよくないこともあって、一部の情報だけで判断するのは危険だとか。

そういえば、最近、小太りの方が長生きするとか言われているが女性に関しては嘘だ。標準体重のほうが若干死亡率が低い。男性は小太りが長生きの傾向があるが、当然ながら健康状態を仔細に見ないと体重だけで判断するのは危険だ。

今まで心理学や精神医学系の本はよく読んでいたけれど、今年は健康、医学関連の本を読む予定だ。そのウォーミングアップの一冊。
  

ミラーのある風景

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photo by Cozy

Canon EOS Kiss Digital、Canon EF-S18-55mm F3.5-5.6 USMレンズキット

北区豊島。

隅田川沿いの風景。このへんは何もない。歩いている人もいない。そんな場所。

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2005年03月12日

書評:江戸の遊び方

『江戸の遊び方―若旦那に学ぶ現代人の知恵』(著者:中江克己,出版社:光文社知恵の森文庫)

『江戸の歩き方』と同じ著者によるもので、江戸時代の人々の楽しみのあれこれを紹介している。内容は「遊山」「ガーデニング」「ペット」「スポーツ」「イベントと娯楽」「知的な遊び」「悪所通い」となっていて、趣味道楽全般をひろくあつかっている。

以前、『江戸の道楽』(棚橋正博、講談社選書メチエ)という本を読んだ。こちらは園芸、釣り、学問と絞り込んでそれぞれ詳しく書かれていて面白かったが、この『江戸の遊び方』もそれなりに詰め込まれた知識が多くて楽しい。「へえ」という小ネタも多い。たとえば、中村座と浅草の関係、花火における玉屋鍵屋の関係、川柳の成立事情、相撲の番付に蒙御免と書いてある理由など。

とりわけ面白いのは「悪所通い」の吉原遊郭をあつかっているところ。花魁という贅沢な存在と揚屋遊びの制度は一時的な盛り上がりを見せたが景気の後退にともなって消えてしまったそうだ。

遊郭についての本が読みたくなった。
  

落語『にらみ返し』より

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photo by Cozy

Canon EOS Kiss Digital、Canon EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM

目黒区林試の森公園。

古い写真を取り出した。2003年9月、EOS Kiss Digitalを買って間もない頃、林試の森公園でテスト撮影をしたときのものだ。この猫のにらみがけっこう好きで、自分的にはマイ名作のひとつ。

落語の『にらみ返し』は借金取りをにらんで追い返すことを生業(なりわい)にしている人の話。柳家小さんが有名らしいが、私は柳家権太楼の高座で見た。

ストーリーはどうということはなくて、「にらみ」の表情で笑わせるところが芸の見せ所。しかし、これをつまらないと思うとまったく笑えない。客もなんとなくつきあいで笑ったりして…。