タイトル一覧
2006年04月30日
晩年の葛飾北斎
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm。
江戸東京博物館に展示されていた葛飾北斎の画室の模型。左の女性は娘のお栄。
北斎は変わった人で、生涯に何度も名前(号)を変え、90回以上も引っ越したという。異常な寒がりだったらしく、9月末から4月まではコタツの中にいたそうだ。
2006年04月29日
江戸東京博物館
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm。
江戸東京博物館の平常展だけを見てきた。途中で腰の痛みが強くなって、明治時代の途中まで見て断念。
この1週間くらい、長く歩いたり、立っていると腰が痛くなる。痛いのは筋肉みたいなので、しばらく無理をしないで静かにしているつもりだ。
2006年04月28日
ティラノザウルス・レックス
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm。
国立科学博物館で。
ティラノザウルス=暴君のトカゲ、レックス=王という名前を持っているが、恐竜が爬虫類ではないことはほぼ定説になっている。体毛のある恐竜の化石も見つかっており、他の恐竜にも体毛があったのではないかとの見方もある。
よく見るティラノザウルスの想像図は爬虫類っぽく描かれているが、実際のところはまったくわからない。
ちなみにマーク・ボランひいきるT.REXの前身がティラノザウルス・レックス(Tyrannosaurus Rex)だった。その音楽と最強肉食恐竜との間になんら類似性は見られなかった。
2006年04月27日
ライオン頭の人間像
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm。
国立科学博物館で。
新人がつくったライオンの頭を持った人間像。クマみたいだけど、たしかライオンと書いてあった。
動物と合体したデザインというのはどういう発想で生まれるのだろう。その動物の能力や強さを身に着けたいという願望なのか、たんに「カッコいいじゃん」という美的理由か。一般的には前者で説明されているようだ。
なんか面白いという微妙な感覚も重要な気もするのだが。
2006年04月25日
最初期の類人猿
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm。
最も初期の類人猿の一種、プロコンスルの頭骨。
撮影場所は国立科学博物館。ぐるっとパスは使い出がある。
2006年04月24日
枝を落とす
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、FA35mmF2。
白金台。
人間の事情で枝を落とされる樹木の奇妙な形。それは人間と自然の関係を表すアートだ。
2006年04月23日
トタンとバケツの風景
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、FA35mmF2。
白金台。
このレンズのすっきりした写りは気持ちいい。
2006年04月22日
銭湯の煙突のある風景
photo by Cozy
SH901iS。
大田区の萩中。なんとなく空の色合いが面白かったので。
美は時を超える、美人画展、素顔の伊東深水展
『美は時を超える 千住博の美術の授業供戞塀佝納辧Ц文社新書)を読了。「絵を描く悦び」と重複する部分があって、あまり面白くはなかった。
印象に残るところは、以下のふたつ。
事実かどうかは不明だが、モネは写真に撮った風景を室内で描いていたとの指摘があった。モネは自然そのものを描こうとするタイプではない。「実」よりも「虚」を描いたと千住氏は書いている。
そして現代アートシーンへの批判。「インターネットバブルのニューリッチたちによって、まるでパーティの話題のためとしか思えないような買い方・売り方をされ、新たなスターをどんどん生み出していたニューヨークのアートシーン」
* * *
松岡美術館で「美人画展−古今の女性美」を見る。とくに感銘を受けるほどの作品はなかった。点数が少なくて物足りない。
誰の作だったか(北斎の弟子とあった)、春信と同じような構図で傘を持った着物の女性がどこかから飛び降りる絵があった。春信のパクリかと思ったが、解説を見たら江戸時代には心願成就のための飛び降り事件が多くあったとのこと。清水の舞台から飛び降りるのは比喩ではなくて、本当のことだったらしい。いや、比喩を本当と取り違えたというべきか。とはいえ女性のポーズはよく似ている。やはりパクリか。
白金台を路撮。
その後、目黒区美術館で「素顔の伊東深水展 〜 Y氏コレクションから」を見る。ほとんどがデッサン。色のついた完成品は10点ほどか。とくにちゃんとした作品はひとつのみ。近所に用事でもない限り、わざわざ見に行く必要はない。
どちらもぐるっとパスを使用。
2006年04月21日
日本文化に関心を持つ白人女性が
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、EF50mmF1.8II。
日本文化に関心を持つ外国女性は研究熱心だ。しきりにノートをとったりしている。博物館でも見かけたし、ここにも一人。
後ろのおじさんが憑依霊のようだ。
簡易チェアを注文、銘機浪漫
楽天で座椅子風の簡易チェアを注文。公園でベンチが空いていないときに使うつもり。レジャーシートも買わないと。
* * *
森谷修の『銘機浪漫』(判佝納)を読了。いい雰囲気のモノクロ写真が多数掲載されているが、文庫本なのでサイズが小さいのは残念。ハッセルブラッドの話題が多いので中判カメラに興味がある人に向いている。
2006年04月20日
絵を描く芸大生
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、EF50mmF1.8II。
国立博物館の中では絵を描く芸大生をよく見かける。
私のいる場所、現代アート入門の入門
東京と写真美術館で「私のいる場所-新進作家 vol.4 ゼロ年代の写真論」を見た。ぐるっとパスを使用。
今回の展示作品はかなりアート寄り。 ジャン=ポール・ブロヘスの色合いがよい。ティルマンスにも近いかもしれない。面白さでは「みうらじゅん」が一番。普通ならありえない出展。誰が選んだのだろう。
* * *
左足の腿の付け根あたりが痛い。最近よく歩いているので故障したのかもしれない。
* * *
山口裕美「現代アート入門の入門」(光文社新書)を読了。現代アートの面白さはわからなかったが、アーティストに援助が必要であること、日本のアートをめぐる状況がよくないことはわかった。
2006年04月19日
うわぁ〜、どひゃ〜
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、EF50mmF1.8II。
「うわぁ〜、どひゃ〜」と大変な目にあっているらしい鬼たち。桃太郎に退治されているのだろうか。
これは根付(ねつけ)。江戸時代に使われた装飾品で、煙草入れなどを帯にぶらさげるときの滑り止め。現代で言えば携帯電話のストラップのようなもの。いろいろなデザインのものがあり、海外に多くのコレクターがいる。
追記。
根付が小さいので、さらにトリミングしました。
2006年04月18日
妊娠しちゃった
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、EF50mmF1.8II。
「妊娠しちゃった」みたいな。微妙なトホホ感がただよう。
赤ちゃんは赤いし、上下が逆。母体の体格は武田鉄也。突っ込みどころが満載。
東京国立博物館の特集陳列「医学−医学館旧蔵資料を中心に−」にて撮影。
ぐるっとパス、FA77mmにかび
ぐるっとパスを購入。上野で東京国立博物館(平常展)、旧東京音楽学校奏楽堂、東京藝術大学大学美術館(コレクション展)を見た。
東京国立博物館での目玉は、尾形光琳の風神雷神図屏風(ふうじんらいじんずびょうぶ)、菱川師宣(ひしかわもろのぶ)の見返り美人図(みかえりびじんず)。
風神雷神図に関しては、オリジナルである俵屋宗達のものを先に見てあったので、模写である尾形光琳のものも見ておきたかった。などと思っていたが、並べてみないと比較しにくい…。
浮世絵では春信のがふたつあった。やはり春信はいい。
東京藝術大学大学美術館のコレクション展に、藤田嗣治の裸婦が出ていた。独特の白い肌の表現。なるほど、これは西洋絵画にはない。長谷川潔の銅版画も数点あった。
なんとオリジナルの銅板そのものも展示されていた。これは得した。
* * *
FA77mmF1.8Limitedにカビを発見。後玉がまだら模様となっていた。EOSばかりを使っていて、ペンタックスをしばらく放置していた報いかもしれない。
ペンタックスのサービスセンターで見積もりをしてもらって修理をするか考えるとしよう。高くてもカビを取ってもらうしかなさそうだが。
2006年04月17日
愛宕山の鯉
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、FA35mmF2。
芝の愛宕山。女性が池の鯉にえさをやっているところ。被写体への迫り方、構図、シャッタータイミングがすべてずれている。
2006年04月16日
東京タワーのある風景
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、PENTAX FA35mmF2。
東京タワーをバックに青テントの男が眠っていた。厳しい冬を乗り越えた安堵感があふれていた。
八雲図書館、彼らは暇な時間をどう使ったか
目黒区の八雲中央図書館を徒歩で往復してみた。品川区のうちからだと片道1時間。けっこう疲れる。
八雲中央図書館は書籍数が多くていい図書館なので、体調がよくて長く歩きたいときには出かけてみたい。
* * *
先日の「遺跡が語る日本人のくらし」にあった面白い話し。
パプア=ニューギニアとオーストラリアで原住民の道具が石から鉄に変わったとき、生活がどう変化したか。
木を切る時間が短縮されて男たちは暇な時間を多く持つようになった。ある種族ではあまり親しくない人の祭りや儀式にも参加するようになったそうだ。その結果、宴会で食べる豚の消費が増えて、豚泥棒が増え、村と村のいさかいが増えたという。つまり、暇になって戦争が増えた。
別の種族では昼寝の時間が増えたそうだ。
著者に寄れば、日本の弥生人は暇な時間を使い、より働いたであろうとのこと。
社会のエートスにより反応が違うのが面白い。
2006年04月15日
ご利用は計画的に
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、Distagon 28mmF2.8。
サラ金の看板でびっしりと埋め尽くされたビル。コマーシャルにはチワワとか可愛い女の子が登場するが、本当は恐ろしい高利貸し。
日本村1969‐79
写真集『日本村1969‐79』(著者:山田脩二,出版社:三省堂)を読む。実際は一週間前に読んだのだが、この写真集に寄せられていた文章をすべて読んでから感想を書こうと思っていたが、読む気がうせたので今記しておく。
高度成長期の日本の風景は、計画性のない急激な変化により、美意識に乏しく汚くチープなもとなった。そこで増殖する日本人たちは他人志向で付和雷同。みんながこぞって同じレジャーに興じる。そういう面を強調するために意図的に撮られ、汚くプリントされた写真群。それがこの日本村の写真集だ。
2006年04月14日
仁王様のブレスレット
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、FA35mmF2。
EOS Kiss DigitalにオリンパスのME-1を装着して、ファインダー像を1.2倍にした。おかげでMFがしやすくなった。とはいえEOS Kiss Digitalのしょぼいファインダーではまだまだきびしい。
仁王(金剛力士)のブレスレットにピントを合わせている。不動明王や仁王像はダイナミックに表現されているので仏像よりも撮影向きだ。
遺跡が語る日本人のくらし、ME-1でテスト撮影
岩波ジュニア新書「遺跡が語る日本人のくらし」(著:佐原真)を読了。
縄文人までは平和に暮らしていたが、弥生人は農業をはじめ豊かになり、戦争をするようになったそうだ。
人類の長い歴史から見ると、農業の開始は最近のことで、戦争はそれより後。つまり、人類が戦争をするようになったのはつい最近のことらしい。
だから昔はよかった、と言えるかどうかはわからない。
* * *
ME-1でピントが合うかテスト撮影。だいたいうまくいくようだ。しかし、遠くのピントがどうもあやしい。もしかしたら無限遠が合わない?
2006年04月13日
焼き物と植物
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、Distagon 28mmF2.8。
磁器のティーカップとちいさな盆栽。雑貨屋のような店先にならべてあった。
今年の冬に東京美術倶楽部で焼き物とお宝を見てきたが、そのよさがいまひとつわからなかった。国宝の陶器をいくら見てもそのお宝ぶりがわからない。よほど見る目がないらしい。
2006年04月12日
イケメンとチャリンコ
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、EF50mmF1.8II。
中目黒の駅横。自転車に乗った外国人がやってきた。
奥に見えているのが目黒川沿いの桜。
写真よ、語れ!、メールボックスがパンク
芸術新潮2005年9月号「特集 写真よ、語れ!」の特集部分を読む。港千尋が過去の代表的作品を選び、解説をしている。ヴァリエーションがあり興味深い写真が多い。なかなかよかった。
この特集で紹介されていたレヴィ=ストロースの「ブラジルへの誘惑」を見たくなった。版権の問題で雑誌には表紙しか載っていない。世紀の人類学者がどんな写真を撮るのだろうか。
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masaさんからのコメントでgooのメールボックスがパンクしていたことに気づく。普段見に行かないメールアドレスを公開しておくのはよろしくない。定期的に見に行くか、ちゃんと見ているアドレス(受信の知らせだけを受け取る設定にしているメールアドレスあり)を公開しなければ。さあ、どっちにしよう。
2006年04月11日
神田神保町古書店街 その4
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、プラナー 50mmF1.7。
古びた看板のテクスチャーが魅力的だった。
2006年04月10日
なぜそこに置くのか
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm。
見ていると、不安定さとほのぼのした感じがないまぜになった不思議か感情が起こってくる。
2006年04月09日
下神明あたりの黒猫
photo by Cozy
EOS Kiss Digital、EF-S18-55mm。
西品川、下神明、大井町あたりを路撮した。AFでAEの使えるレンズはやはり楽だ。標準域のもっといいレンズを買いたい気持ちもあるが、重いのがつらそうだ。路撮は軽快に撮りたい。
次回はME-1をつけてペンタックスのレンズでMFで撮る予定。
ラルティーグ「愛のまなざし」、ME-1が届く
昨日、図書館でラルティーグの写真集「愛のまなざし」を見た。
昔のパリのブルジョアの生活を写したもの。当時のファッションや若者の遊びがどのようなものであったかを生き生きと伝える。ラルティーグはアマチュアらしいが、なかなかの腕前。
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下神明、大井町あたりを路撮。EF-S18-55mmを使った。やはり使いやすい。
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オリンパスのME-1が届く。ファインダーの大きさが1.2倍となると言われても、具体的なイメージがわかなかったが、期待したより大きく見える。MFでのピントあわせがしやすい。これでペンタックスレンズが使いやすくなる。いい買い物をした。初代EOS Kiss Digitalユーザーにはかなりのお勧め。