タイトル一覧

亀田、ランダエタ再戦:どうせ八百長でしょ | 早実の斎藤投手:私もハンカチ王子ですけど | 加藤紘一氏の実家全焼 | 小泉首相、靖国神社参拝についての雑感 | 大学入学希望者の9割が入学 | 靖国神社問題:誰もが霊の存在を前提にする不思議 | 亀田VSランダエタ戦の疑惑の判定 |

2006年08月23日

亀田、ランダエタ再戦:どうせ八百長でしょ

疑惑の判定で騒然となった亀田興毅とランダエタの再戦が決まったようだ。

この前の試合がどうにもインチキ臭かったので、今度もまともな試合をするとは思えない。次はランダエタにきちんとノックアウトしてもらう約束をするんだろうなと疑いの目で見てしまいそうだ。亀田が負けたらガチだろう。それ以外は嘘っぽい。

それにしても金平会長って悪人顔だ。どんな悪いことを考えているのだろうとつい想像してしまう。
  

2006年08月22日

早実の斎藤投手:私もハンカチ王子ですけど

夏の甲子園初優勝した早稲田実業の斎藤佑樹投手がハンドタオルで汗をぬぐう姿が話題になっている。他の球児ならユニフォームのすそで無造作に拭くのに、彼はきちんとたたんだハンドタオルで押すように拭く。

じつは私も夏場はハンドタオルの愛用者。しかし、私がやればオッサンくさい仕種(しぐさ)。彼の端正な容姿と上品な仕種、そしてあの若さであればこそハンカチ王子と言われるのだ。

さて試合の感想。

決勝戦の最初の試合は正直、つまらなくて、途中で眠ってしまった。目を覚ましてもこう着状態続いていて、どうせ点は入らないだろうと15回は見ないで外出。

再試合の方が動きがあって面白かった。9回裏のハラハラドキドキの展開もよかった。選手、関係者は大変だろうけど、2試合やることでじつに素晴らしい決勝戦となったようだ。

それにしても、いつも高校野球は見ないのに、今回はなぜ見たのだろう。やはり駒大苫小牧の三連覇もしくは早実の夏の大会初優勝というどちらが勝っても劇的な場面がくることが予想されたからだろう。他の組み合わせだったら見なかっただろうな。
  

2006年08月18日

加藤紘一氏の実家全焼

加藤紘一衆院議員の実家全焼した事件。右翼の男が放火し割腹自殺図ったという報道だった。

なんともピントはずれの行動だった。加藤氏の諌めによって小泉首相が靖国参拝の日付をずらしたのは5年前。今回は、堂々と15日の参拝であった。つまり加藤氏を黙らせる必要など毛頭ない。

犯人の個人的事情、心情にこそ問題が隠されているような気がする。
  

2006年08月16日

小泉首相、靖国神社参拝についての雑感

霊魂は存在しないとする立場から見れば、靖国神社参拝は無意味な行動だ。その無意味な行動も諸外国からの反発を招き、外交に悪影響をもたらすとすれば、日本にはマイナスしか残らない。

しかし、この理屈は霊魂を信じる人には通じない。

靖国神社参拝は戦争を美化する行為であると見ている人も多くいる。

しかし、それは解釈の問題にすぎない。別の施設で追悼したからといって、戦争を美化していない証拠となるわけでもないだろう。それになにより実際に日本が軍備を増強したり、憲法を改正することに比べたら、瑣末なことでしかない。

ありもしないものに振り回され、目立つ行動にばかり目を奪われるのは愚かなことではないだろうか。
  

2006年08月15日

大学入学希望者の9割が入学

現在、大学入学希望者の9割が入学できるそうだ。10年前の2割アップらしい。

誰でも入学できる状態に近づけば、学力低下問題にさらに拍車がかかることになる。

学力低下問題は需要と供給のバランスの問題だ。狭き門であれば競争は激化して学力が上がるし、広き門であれば競争は緩やかになり学力は下がる。比較的単純な問題だろうと思う。

これを解決するには、各大学が一定学力以上の学生しか取らないと自ら厳しくすればいい。これなら問題学生は入学しない。そうなれば、各大学は必然的に入学者数を減らすことになり、人気のない大学は淘汰され、問題は解決する。しかし、経営者も関係者もそう簡単に職場を失いたくはないだろうから、かなり学力の低い学生でも受け入れることはやめないだろう。

それでは大学を二種類にするというアイディアはどうだろう。

ある程度以上の学力のものしか入学を許さないきちんとした大学と学力不問のなんちゃって大学の二種類。実質そうなりつつあるという気もしないではないが、ある意味大学の権威の失墜ではある。

そもそも多くの学生から授業料は取りたいが、学生の質は維持したいなどと矛盾した要求をするのがおかしいのだ。経営と教育の理想の矛盾を大学側が解決すべきではないだろうか。
  

2006年08月13日

靖国神社問題:誰もが霊の存在を前提にする不思議

終戦の日が近づき、次期自民党総裁の話題とからめて、またしても「靖国問題」が浮上している。

以前、指摘したとおり、この問題のおかしさは議論の参加者全員が霊の存在を前提にしていることにある。合祀だの分祀だのばかげた話にみんなが乗っかっている。

中国のような唯物論の国も乗ってくるのはおかしなことだと常々思っていたら、こちらは江沢民の指示だったことが最近わかった。永久に歴史問題を指摘し続けよと江沢民が講演で語ったそうで、中国はあくまでも戦略的に対日本の攻めどころとして考えているらしい。(共産主義の国でも個人として霊を信じている人は多いと思うが)

そもそもなぜ霊なのか。

霊と戦争は結びつきが強い。戦争で死にたくない人に進んで死んでもらうにはそれなりの理屈が必要だ。そこで、あなたの霊は天国に行きますとか英霊となって神社に祭られますとか言うことで、死を怖がらずに戦ってもらうことにした。

そういう意味では、霊の存在を肯定することは、戦争肯定につながる道でもある。

私としては、霊をどう扱うかという不毛な議論をするよりも、歴史からどう学ぶかについての多くの議論を期待したいのだが、どうもそちらに向かいそうな気配はまるで感じられない。
  

2006年08月09日

亀田VSランダエタ戦の疑惑の判定

亀田のタイトル戦での判定に疑惑の声が上がっている。しかし、審判の買収はボクシング界ではよくあることだ。プロボクシングはスポーツの面と興行の面を併せ持つ。

買収をボクシングの業界用語でホームタウンデシジョン(地元有利判定)という。実態は「買収、八百長」であっても「ホームタウンデシジョン」と言い換えているだけのことだ。「少女売春」が「援助交際」を言い換えるのといっしょだ。

最近の日本人はスポーツに公正性を求める傾向が強いので、ホームタウンデシジョンを単純の喜ぶ人が少ない。つまり、日本人の公正意識とボクシング業界の悪習が乖離している。だから今回のような露骨なホームタウンデシジョンには不満と疑問の声が上がってくる。

過去に協栄ジムが主催する試合で疑惑の判定が多かった。今回も協栄ジムの試合だった。渡嘉敷、鬼塚、亀田と疑惑のチャンピオンが続いている。

対戦相手のランダエタを激励するメールがベネゼエラの日本大使館にたくさん届いたそうだ。ランダエタこそ新のチャンピオンだとか侍だとか賞賛する声が多いという。

しかし、ランダエタもかなり怪しい。KOできそうなのにしなかったのはなぜだろう。パンチがあたるのに軽いジャブばかりであまり攻めなかった。ランダエタは亀田をノックアウトしないでくれと言われたいたのではないかと勘ぐってしまう。

ランダエタは本来この階級の選手ではない。その彼が階級を上げて、日本に来て、練習もせずに試合に臨み、亀田に軽くお付き合いしただけで、2000万円もらえたのだから、不満はないだろう。