2005年04月30日

書評:Amazonマーケットプレイス徹底活用

『Amazonマーケットプレイス徹底活用』(著者:横手久光,森英信,出版社:ソフトバンクパブリッシング)

古本を安く買ってきて、他の店や人に高くすることを「せどり」という。最近はブックオフの105円棚で購入した本をインターネット上で販売するせどりが増えている。本書の著者二人もその手の「せどらー」だ。本書は、販売する場をAmazonマーケットプレイスと限定した「せどり入門書」と思えばわかりやすい。

Amazonマーケットプレイスは簡単な手続きで古本を販売できるシステムだ。マーケットプレイスを使えば、インターネット上に掲載する書誌情報の入力や集客、集金などの手間が省けるため「せどらー」にはいろいろとメリットがある。とはいえ最初はどうしていいのかわからなくて躊躇するものだ。本書は、出品用アカウントの作成(銀行口座の登録)、Amazonマーケットプレイスへの出品、配送手続きと配送手続き完了メールの送信、代金の振込と事後処理など必要な知識を簡潔に与えてくれるし、値づけの方法や配送方法、梱包についても教えてくれるので、ありがたい。

これ一冊で「せどり」商売が可能となる。ほとんどリスクのない商売なので、小遣い稼ぎやオンライン古本屋に興味のある人はやってみてもいいのでは。しかし、私は面倒くさがりなのでやっぱりモチベーションがあがらない。

読書的な面白さはない。

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この記事へのコメント
■投稿者:kazu_kmetko at 2005年05月01日 13:37
こんな本があるんですか。AMPでの本の販売は仕事等で何日も家を空ける人、忙しい人には向かないと思います。売れました、とメール連絡があったら、その当日を含めて3日以内に発送する義務があり、また買い手からの5段階の評価がその後の運命を左右します^_^; 登録手続きそのものは人から教わる必要のない簡単なものです。ガイダンスにしたがってやればいいだけで容易です。当方のケースでは、最終確認通知ハガキが米国から届きました。続く...

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■投稿者:kazu_kmetko at 2005年05月01日 13:38
パート2です...

AMPでamazon(J)社はそれなり(かなりかもしれません)の利益が上がっていると思われます。売上等の数字を極秘扱いにしているという噂なので、感触でものをいっているだけですが、手数料は売る側、買う側双方から取るし(アマチュアの売り手からだけは)別途1冊100円の成約料もとられます。
とはいえ、ほとんどの本がこの中古市場で入手可能な気がします。
しかもネットワークで全世界中につながっているというのがすごいです。
ちょっとだけ読んでみようかなという気になりました。
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■投稿者:Cozy at 2005年05月01日 21:24
発送期限の話とかも書いてありましたね。
自分が暇か手伝ってくれる人がいないとなかなか大変そうです。

いろいろな商売が出てくるものですね。
町の本屋も古書店もライバルが多くて大変だ。

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