2005年05月05日

スローじゃなくてB級遊民

昨日紹介した『スロー快楽主義宣言!』の評価がいまひとつだったのは、私自身がスローライフを実践する気がないことが大きな理由だったかもしれない。そのことをちょっと書いておこうと思う。

自分もかつては毎年のようにキャンプをしたことがある。そのことを思い起こすと不便の中の楽しみもわからないではないのだが、さすがにそれが日常になるのはきびしいと思う。苦労が多いというばかりではない。私は家事に魅力を感じないし、農業に惹かれるところもない。スローな生活を楽しめる自信がない。田舎なんかに移り住んでスローライフを実践しようという人とはやはり生活の好みが違うのではないかと思うのだ。

今、自分がよく利用している電気製品は、様々な家電のほかに、パソコン、インターネット、デジタルカメラ、iPodなどがある。こういうものがなくなるのはつらい。外食もレトルト食品も必要だし、手抜きのための様々な食材、電化製品も必要だ。贅沢をしたい気持ちはあまりないけれど、都会的文明的なものにはけっこう好意的というか大好きであるようだ。

そんなわけで、スローライフの提言には共感を寄せつつも、実際には生活スタイルを変更しようという気にはなれない。あの本を読みながら自分のそういう傾向を強く意識した。

節約とスローは別物であることも今回強く感じた。自分はお金をあまり使わない節約生活を実践している。しかし、だからといって不便を好むということはない。iPodなんて絶賛しまくったし、新しいものやテクノロジーも好きだ。

節約はしてもスローになれない私、無駄遣いはあまりしないけれど、スローになれない私。今回の読書でそういう志向の違いがより明確になった気がする。そして、私はやっぱりB級遊民なんだな、と思う。

B級遊民については別blogを参照してください。


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