2006年05月12日

雪舟からポロックまで、歴史小説と無常

昨日、ブリジストン美術館で「石橋財団50周年記念 雪舟からポロックまで」を見た。

あまりテーマ性の感じられない展示だけど、いろいろなものがいっぺんに見られるのがよい。

ほとんどの人は絵画を見に行くのだろうし、自分もそのつもりだったが、古代エジプトの彫刻が一番面白かった。松岡美術館でも一番よかったのは古代エジプトのものだった。あの造形感覚は見事。

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司馬遼太郎の「城塞」も3分の2を過ぎた。全体では文庫本で1800ページくらい。

この小説が扱っている時代は江戸時代の最初の頃。大阪・冬の陣、夏の陣における大阪城攻め。

だまして、謀って、言いがかりをつけて、豊臣を滅亡させようとする家康の暗い情熱がすさまじい。

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司馬遼太郎の小説を読んで感じるのは、無常。司馬さんが意図して書いているのかどうかはわからない。人の生き死にを描けば無常に行き当たるのは必定ということかもしれない。


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