2006年05月20日

坂の上の雲

司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んでいる。

最初、司馬さんはこの小説では明治時代の明るい面を書くつもりだと言っている。が、途中になると明治は暗い時代だったとも書いている。さすがに単純化しすぎたので、そういう面も書かざるを得なくなったようだ。

貧乏しながら戦争に突っ走る時代が明るいわけもない。戦争に勝って浮かれたとしても狂躁でしかないだろう。明治時代は軍拡に狂奔しなければならなかったつらい時代だった。文明開化のそもそもの目的がそこにあったのだから。


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