2006年08月15日

大学入学希望者の9割が入学

現在、大学入学希望者の9割が入学できるそうだ。10年前の2割アップらしい。

誰でも入学できる状態に近づけば、学力低下問題にさらに拍車がかかることになる。

学力低下問題は需要と供給のバランスの問題だ。狭き門であれば競争は激化して学力が上がるし、広き門であれば競争は緩やかになり学力は下がる。比較的単純な問題だろうと思う。

これを解決するには、各大学が一定学力以上の学生しか取らないと自ら厳しくすればいい。これなら問題学生は入学しない。そうなれば、各大学は必然的に入学者数を減らすことになり、人気のない大学は淘汰され、問題は解決する。しかし、経営者も関係者もそう簡単に職場を失いたくはないだろうから、かなり学力の低い学生でも受け入れることはやめないだろう。

それでは大学を二種類にするというアイディアはどうだろう。

ある程度以上の学力のものしか入学を許さないきちんとした大学と学力不問のなんちゃって大学の二種類。実質そうなりつつあるという気もしないではないが、ある意味大学の権威の失墜ではある。

そもそも多くの学生から授業料は取りたいが、学生の質は維持したいなどと矛盾した要求をするのがおかしいのだ。経営と教育の理想の矛盾を大学側が解決すべきではないだろうか。


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