2006年09月12日

日本映画の『雨あがる』を観る

強くて優しいがゆえに相手から恨みを買ってしまう武士の話。というのも変な表現だけど、負かされた相手からはそう思えてしまうという解釈が映画の中でもされているので、そう書いておこう。

脚本が黒澤明の遺稿だそうだ。が、それほど面白くはない。そこそこの面白さ。主人公の強さ、人格者ぶりが現実離れしているのと、ラストの半端な感じがマイナス。ドラマも弱い。

三船敏郎の長男が殿様役で出演していた。昔、俳優をやっていてその後実業家となり、28年ぶりの映画出演。そのブランクがあっても演技が下手すぎる。

宮崎美子が魅力的だけど、アップがもっと欲しかった。


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