タイトル一覧

B級遊民ブログを再開しました | フランス人の女子アナが美人すぎる件 | 愛国心は近代の発想(教育基本法のこと) | 寅さんの「とらや」「くるまや」の謎 | 麻生太郎が「自称秋葉原のオタクのみなさん」と呼びかける | 亀田、ランダエタ再戦:どうせ八百長でしょ | 早実の斎藤投手:私もハンカチ王子ですけど | 加藤紘一氏の実家全焼 | 小泉首相、靖国神社参拝についての雑感 | 大学入学希望者の9割が入学 | 靖国神社問題:誰もが霊の存在を前提にする不思議 | 亀田VSランダエタ戦の疑惑の判定 | 民間にできることは民間に | 小泉総理と靖国神社と霊魂 | マウス購入:LOGICOOL MX-510 パフォーマンスオプティカルマウス(ロジクール) | 読書量が低下中 | スローじゃなくてB級遊民 | ドアノー「パリ市役所前のキス」が2100万円 | 林家こぶ平が九代目林家正蔵を襲名 | カメラ男が女児に声かけ | 「おたく:人格=空間=都市」への疑問 | オンライン古本屋での買い物 | 「このブログがすごい」に選ばれた | イエス・キリストの言葉です(クリスマスによせて) | ギター侍、波田陽区の資生堂事件 | アクセスアップは金とセックス | 写真をすべて削除した | ライブドアに著作物を盗まれるな | アフィリエイトの楽しみ | 宇多田、全米売上2万枚 |

2008年04月06日

B級遊民ブログを再開しました

B級遊民ブログを再開しました。

以前のものを書き直して、1から始めます。

一度、のぞいてみてください。

B級遊民はこちら  

2006年12月21日

フランス人の女子アナが美人すぎる件

女子アナに容姿のすぐれた人を採用するのは世界的傾向なのかもしれないが、これほどの美人はなかなかいないのでは?

  

2006年11月15日

愛国心は近代の発想(教育基本法のこと)

教育基本法改正における愛国心問題に寄せて。

日本人が国として国家を意識したのは明治以降のことだろう。それ以前は、国と言えば藩のことであったし、藩が重要な政治的なかつ経済的な単位でもあった。戦後、現在はどうかと言えば、経済もグローバル化しているし、環境問題は国境を越えて地球規模で発想しなければならない状況にある。もはや愛国心では発想のレベルが小さすぎるのではないだろうか。

国を愛することが他国の環境を破壊することであってはならないし、他国の人民を搾取することであってはならない。そのことを踏まえたうえで「愛国心」を議論するのがいい。


とか言っても、改正は成立するだろうけど。
  

2006年11月09日

寅さんの「とらや」「くるまや」の謎

映画「男はつらいよ」シリーズの中で「とらや」がいつの間にか「くるまや」に改名されている。第39作目までは「とらや」だった。ところが第40作目『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』(1988年)からは何の断りもなく「くるまや」と屋号が変わっている。

映画人気にあやかろうとして「柴又屋」が「とらや」に改名したための措置だそうだ。同じ名前は止めて欲しいと製作者側お願いしても、聞き届けてもらえなかったため、映画の中での店名変更となってしまったらしい(公式の見解ではない)。しかし、柴又屋はシリーズ初期には実際に撮影に使われていたので、「とらや」を名乗りたいのも理解できる。こうした事情を背負った「とらや」は柴又に現存する。

お店の造形のモデルとなったのは改装前の「亀屋本舗」だ。現在は店内に模型があるだけのようだ。

一方、ファンの間で愛されているのが「高木屋老舗」だ。山田組のスタッフルームに使われていたお店で、撮影時の記念写真などが店内に飾ってある。映画に出てくる草だんごもここの団子をモデルとしているらしい。

柴又へ行ったなら、この3店をチェックすべし。
  

2006年09月10日

麻生太郎が「自称秋葉原のオタクのみなさん」と呼びかける

秋葉原で行われた自民党総裁選の街頭演説会の模様をインターネットで見た。

総裁選の街頭演説 from 秋葉原

といっても、全部を見たのは麻生太郎の演説のみ。冒頭で「自称、秋葉原オタクのみなさん」と呼びかけていることが2ちゃんねるで話題になっていたためだ。

日本の総理を狙うガチのオタクである麻生氏の話の中心は、ジャパニメーション、JPOP、Jファッションの3Jが外国で受け入れられ、日本のイメージをよくしているというもの。それに自衛隊を含めた日本の貢献をからませていた。

この話に続きがあるとすれば、3Jにより外資を稼がせるため、この産業を伸ばし、若者の雇用を増やすといったところか。

賃金の安い地域へ産業の中心が移り、産業の空洞化が進んでいる現在、ソフト産業に力を入れるのは悪くない発想だ。しかし、この手のソフトを生み出すのは一部の才能あるクリエイターの仕事だろうし、それをコピーし、量産するのはやはり低賃金の国ということになりはしないだろうか。

それよりも気になるのは、やや不穏当な過去の発言。その血筋(吉田茂の孫)、経歴(オリンピック選手)ともに興味深いが、失言暴言も数多く、その内容から推察するに、総理になったときの不安材料も多いような気がするのだが…。
  

2006年08月23日

亀田、ランダエタ再戦:どうせ八百長でしょ

疑惑の判定で騒然となった亀田興毅とランダエタの再戦が決まったようだ。

この前の試合がどうにもインチキ臭かったので、今度もまともな試合をするとは思えない。次はランダエタにきちんとノックアウトしてもらう約束をするんだろうなと疑いの目で見てしまいそうだ。亀田が負けたらガチだろう。それ以外は嘘っぽい。

それにしても金平会長って悪人顔だ。どんな悪いことを考えているのだろうとつい想像してしまう。
  

2006年08月22日

早実の斎藤投手:私もハンカチ王子ですけど

夏の甲子園初優勝した早稲田実業の斎藤佑樹投手がハンドタオルで汗をぬぐう姿が話題になっている。他の球児ならユニフォームのすそで無造作に拭くのに、彼はきちんとたたんだハンドタオルで押すように拭く。

じつは私も夏場はハンドタオルの愛用者。しかし、私がやればオッサンくさい仕種(しぐさ)。彼の端正な容姿と上品な仕種、そしてあの若さであればこそハンカチ王子と言われるのだ。

さて試合の感想。

決勝戦の最初の試合は正直、つまらなくて、途中で眠ってしまった。目を覚ましてもこう着状態続いていて、どうせ点は入らないだろうと15回は見ないで外出。

再試合の方が動きがあって面白かった。9回裏のハラハラドキドキの展開もよかった。選手、関係者は大変だろうけど、2試合やることでじつに素晴らしい決勝戦となったようだ。

それにしても、いつも高校野球は見ないのに、今回はなぜ見たのだろう。やはり駒大苫小牧の三連覇もしくは早実の夏の大会初優勝というどちらが勝っても劇的な場面がくることが予想されたからだろう。他の組み合わせだったら見なかっただろうな。
  

2006年08月18日

加藤紘一氏の実家全焼

加藤紘一衆院議員の実家全焼した事件。右翼の男が放火し割腹自殺図ったという報道だった。

なんともピントはずれの行動だった。加藤氏の諌めによって小泉首相が靖国参拝の日付をずらしたのは5年前。今回は、堂々と15日の参拝であった。つまり加藤氏を黙らせる必要など毛頭ない。

犯人の個人的事情、心情にこそ問題が隠されているような気がする。
  

2006年08月16日

小泉首相、靖国神社参拝についての雑感

霊魂は存在しないとする立場から見れば、靖国神社参拝は無意味な行動だ。その無意味な行動も諸外国からの反発を招き、外交に悪影響をもたらすとすれば、日本にはマイナスしか残らない。

しかし、この理屈は霊魂を信じる人には通じない。

靖国神社参拝は戦争を美化する行為であると見ている人も多くいる。

しかし、それは解釈の問題にすぎない。別の施設で追悼したからといって、戦争を美化していない証拠となるわけでもないだろう。それになにより実際に日本が軍備を増強したり、憲法を改正することに比べたら、瑣末なことでしかない。

ありもしないものに振り回され、目立つ行動にばかり目を奪われるのは愚かなことではないだろうか。
  

2006年08月15日

大学入学希望者の9割が入学

現在、大学入学希望者の9割が入学できるそうだ。10年前の2割アップらしい。

誰でも入学できる状態に近づけば、学力低下問題にさらに拍車がかかることになる。

学力低下問題は需要と供給のバランスの問題だ。狭き門であれば競争は激化して学力が上がるし、広き門であれば競争は緩やかになり学力は下がる。比較的単純な問題だろうと思う。

これを解決するには、各大学が一定学力以上の学生しか取らないと自ら厳しくすればいい。これなら問題学生は入学しない。そうなれば、各大学は必然的に入学者数を減らすことになり、人気のない大学は淘汰され、問題は解決する。しかし、経営者も関係者もそう簡単に職場を失いたくはないだろうから、かなり学力の低い学生でも受け入れることはやめないだろう。

それでは大学を二種類にするというアイディアはどうだろう。

ある程度以上の学力のものしか入学を許さないきちんとした大学と学力不問のなんちゃって大学の二種類。実質そうなりつつあるという気もしないではないが、ある意味大学の権威の失墜ではある。

そもそも多くの学生から授業料は取りたいが、学生の質は維持したいなどと矛盾した要求をするのがおかしいのだ。経営と教育の理想の矛盾を大学側が解決すべきではないだろうか。
  

2006年08月13日

靖国神社問題:誰もが霊の存在を前提にする不思議

終戦の日が近づき、次期自民党総裁の話題とからめて、またしても「靖国問題」が浮上している。

以前、指摘したとおり、この問題のおかしさは議論の参加者全員が霊の存在を前提にしていることにある。合祀だの分祀だのばかげた話にみんなが乗っかっている。

中国のような唯物論の国も乗ってくるのはおかしなことだと常々思っていたら、こちらは江沢民の指示だったことが最近わかった。永久に歴史問題を指摘し続けよと江沢民が講演で語ったそうで、中国はあくまでも戦略的に対日本の攻めどころとして考えているらしい。(共産主義の国でも個人として霊を信じている人は多いと思うが)

そもそもなぜ霊なのか。

霊と戦争は結びつきが強い。戦争で死にたくない人に進んで死んでもらうにはそれなりの理屈が必要だ。そこで、あなたの霊は天国に行きますとか英霊となって神社に祭られますとか言うことで、死を怖がらずに戦ってもらうことにした。

そういう意味では、霊の存在を肯定することは、戦争肯定につながる道でもある。

私としては、霊をどう扱うかという不毛な議論をするよりも、歴史からどう学ぶかについての多くの議論を期待したいのだが、どうもそちらに向かいそうな気配はまるで感じられない。
  

2006年08月09日

亀田VSランダエタ戦の疑惑の判定

亀田のタイトル戦での判定に疑惑の声が上がっている。しかし、審判の買収はボクシング界ではよくあることだ。プロボクシングはスポーツの面と興行の面を併せ持つ。

買収をボクシングの業界用語でホームタウンデシジョン(地元有利判定)という。実態は「買収、八百長」であっても「ホームタウンデシジョン」と言い換えているだけのことだ。「少女売春」が「援助交際」を言い換えるのといっしょだ。

最近の日本人はスポーツに公正性を求める傾向が強いので、ホームタウンデシジョンを単純の喜ぶ人が少ない。つまり、日本人の公正意識とボクシング業界の悪習が乖離している。だから今回のような露骨なホームタウンデシジョンには不満と疑問の声が上がってくる。

過去に協栄ジムが主催する試合で疑惑の判定が多かった。今回も協栄ジムの試合だった。渡嘉敷、鬼塚、亀田と疑惑のチャンピオンが続いている。

対戦相手のランダエタを激励するメールがベネゼエラの日本大使館にたくさん届いたそうだ。ランダエタこそ新のチャンピオンだとか侍だとか賞賛する声が多いという。

しかし、ランダエタもかなり怪しい。KOできそうなのにしなかったのはなぜだろう。パンチがあたるのに軽いジャブばかりであまり攻めなかった。ランダエタは亀田をノックアウトしないでくれと言われたいたのではないかと勘ぐってしまう。

ランダエタは本来この階級の選手ではない。その彼が階級を上げて、日本に来て、練習もせずに試合に臨み、亀田に軽くお付き合いしただけで、2000万円もらえたのだから、不満はないだろう。
  

2005年09月05日

民間にできることは民間に

小泉総理がよく口にする「民間にできることは民間に」は原則的には正しい。

社会主義の国では労働意欲が低く、生産性が低かった。現在の日本の公務員の働きぶりを見ていても同様だ。役人に仕事を任せていては税金が有効に生かせない。

しかし、民間にも大いに問題はある。なんといっても、今の日本は労働の負荷が高すぎる。小さい政府と作るとともに民間企業のサービス残業や過当競争をさける真剣な取り組みが必要だ。

みんなが効率よく働いて自由時間がある社会がいい社会だと私は思う。民間にできることは民間にまかせ、なおかつ自由時間のたっぷり取れる社会システムを作ってくれる政党はないものだろうか。
  

2005年09月04日

小泉総理と靖国神社と霊魂

中国、韓国の圧力もあって総理をはじめ政治家が靖国神社に参拝しにくいので、宗教色のない新たな追悼施設を作ろうという動きがある。

しかし、話が進展しないようだ。いろいろと反対があるらしい。

靖国神社を神聖視する人はむろん反対する。また霊を信じている人も反対するらしい。

新しい追悼施設には外国からの反発の強いA級戦犯は入れないらしいのだが、靖国神社の説明では魂を分祀することはできないので、A級戦犯だけをはずすことはできない、ということだ。この説明に納得する人は新しい追悼施設は作ってもA級戦犯抜きの戦没者の霊を持ってこれないから無意味だと思うのだろう。

宗教色をなくすのなら、魂だの霊だのを問題にすること自体がおかしい。そもそも人間を神として祀ったり、魂がそこにあると考えたりすることが荒唐無稽だ。そんな説明など無視して追悼施設を作ればいいと思うのだが、追悼施設に戦没者の霊を持ってこないとならないと思ってしまう人が多くいるらしい。おそらく首相自身もそう思う一人なのだろう。

たしかに建物だけ作って参拝しても、なんの実感もないだろう。なにしろ参拝する人は霊に対して参拝するのだから。

それにしても中国は「戦没者の霊」をどう思っているのだろうか。靖国神社には戦没者の霊なんてありません、と冷ややかに見ていればいいのに、と思うのだが…。
  

2005年07月19日

マウス購入:LOGICOOL MX-510 パフォーマンスオプティカルマウス(ロジクール)

『LOGICOOL MX-510 パフォーマンスオプティカルマウス』(メーカー:ロジクール)価格: ¥4,250 (税込)


長いことボール式のマウスを使っていた。オプティカルにしようかなと思いつつ、日々がたち、マウスも壊れ、マウスの先を下げ気味にしないとポインタが上に移動しなくなった。それでもしつこくマウスパッドの下に封筒を入れて傾斜をつけて使い続けていた。貧乏くさい…。

さすがにそろそろ新しいのにしようと選んだのがロジクールのMX-510(青色)。価格ドットコムで人気があるし評価もよい。アマゾンの評価もまずまず。せっかくの買い替えなのでボタンがいっぱいついたいたほうがいいかとこれにした。

使ってみた感想。

なんといっても動きがスムーズ。滑らかで驚く。とにかく反応がいい。

サイズ的には私にはやや大きい。ひとまわり小さい方が手に馴染みそうだ。以前のマウスが小さかったのでよけいそう思うのかもしれない。形状的には親指の置く場所がへこんでいて、これは楽。

「戻る」「進む」が親指の位置にあるボタンに割り当ててあって、便利。このボタンのおかげで新マウスになってマウスの動きが減った。

上下のスクロール用ボタンもついている。下スクロールはちょこちょこ使うが、上スクロールの位置が遠くて使いにくい。このボタンを使わなければこのマウスの大きさでも問題ないのだが。

他にタスク切り替えボタンがあるが、必要だろうか? 積極的に使えばそれなりに便利になるかもしれない。

割り当ては変更できるので、いずれ使いやすい機能を割り当てるのがいいかもしれない。

ともあれスムースで楽なので、マウスとしては高く評価したい。しかし、ちょっと値段が高かったので減点して、星4つ(満点は5つ)。
  

2005年07月12日

読書量が低下中

本がぜんぜん読めてない。

岡崎久彦の近代史シリーズの4冊目『重光・東郷とその時代』が数日間、停止している。

といっても、文字は読んでいる。仕事関連の実用書、技術書とかインターネットの記事とか…そのなのが多い。
あとは仏教書を少しずつ。

仏教に関心を持ちつつ、戦争の本を読むのがつらいのだろうか。これから泥沼の日中戦争に突入しようかというところ。読んでいて、やはり楽しくはない。

しばらくはこんな感じか。

ということで、書評をアップするペースが落ちますので、ご了承ください。
  

2005年05月05日

スローじゃなくてB級遊民

昨日紹介した『スロー快楽主義宣言!』の評価がいまひとつだったのは、私自身がスローライフを実践する気がないことが大きな理由だったかもしれない。そのことをちょっと書いておこうと思う。

自分もかつては毎年のようにキャンプをしたことがある。そのことを思い起こすと不便の中の楽しみもわからないではないのだが、さすがにそれが日常になるのはきびしいと思う。苦労が多いというばかりではない。私は家事に魅力を感じないし、農業に惹かれるところもない。スローな生活を楽しめる自信がない。田舎なんかに移り住んでスローライフを実践しようという人とはやはり生活の好みが違うのではないかと思うのだ。

今、自分がよく利用している電気製品は、様々な家電のほかに、パソコン、インターネット、デジタルカメラ、iPodなどがある。こういうものがなくなるのはつらい。外食もレトルト食品も必要だし、手抜きのための様々な食材、電化製品も必要だ。贅沢をしたい気持ちはあまりないけれど、都会的文明的なものにはけっこう好意的というか大好きであるようだ。

そんなわけで、スローライフの提言には共感を寄せつつも、実際には生活スタイルを変更しようという気にはなれない。あの本を読みながら自分のそういう傾向を強く意識した。

節約とスローは別物であることも今回強く感じた。自分はお金をあまり使わない節約生活を実践している。しかし、だからといって不便を好むということはない。iPodなんて絶賛しまくったし、新しいものやテクノロジーも好きだ。

節約はしてもスローになれない私、無駄遣いはあまりしないけれど、スローになれない私。今回の読書でそういう志向の違いがより明確になった気がする。そして、私はやっぱりB級遊民なんだな、と思う。

B級遊民については別blogを参照してください。
  

2005年04月26日

ドアノー「パリ市役所前のキス」が2100万円

パリ市役所前のキスロベール・ドアノーのパリ市役所前のキスのオリジナルプリントが競売にかけられて2100万円で落札された。
photo by Robert Doisneau (1912-1994)

共同通信の記事では署名入りオリジナル写真となっているが、おそらくオリジナルプリントということだろう。オリジナルといっても、写真の場合はいくらでもプリントはできるので、オリジナルが複数枚存在できる。そのため写真のプリントは高値がつかないと言われてきた。これがオリジナルが一枚しかない絵画との違いだ。

今回の落札価格は革命的な出来事というべきか写真界の珍事というべきか判断に迷う。現存する署名入り写真が一枚のみであればドアノーは故人であるため、今後もこれ一枚といえるわけで、そこにアウラがあるということなのだろうか。

今後は「署名入り写真が一枚のみで作者が死ねば高く売れる」ということになるのかもしれないが、この写真の人気は特別なので、今回のような高値がつくオリジナルプリントが登場することは滅多にないだろう。

署名入り写真が2千万円 「市役所前のキス」競売

【パリ26日共同】フランスの写真家、故ロベール・ドワノー氏が1950年にパリの街角で撮影した「市役所前のキス」の署名入りオリジナル写真が25日、パリの競売会社アールキュリアルで競売に掛けられ、予想価格の約10倍の15万5000ユーロ(約2100万円)で落札された。
 米写真誌ライフから「パリの恋人たちのルポ」の依頼を受けたドワノー氏が、街角で通行人を無視してキスするカップルを撮影。日常風景を絶妙にとらえたスナップとして話題を呼んだ。
 ドワノー氏は後に、若いカップルがキスするのを見つけて、2人にあらためてポーズを頼んで撮影したことを証言した。
 写真は30年以上写真代理店の倉庫に眠った後、86年にポスターとして売り出され、世界中で40万枚以上売れ有名になった。
(共同通信) - 4月26日12時7分更

  

2005年03月15日

林家こぶ平が九代目林家正蔵を襲名

数年前、浅草演芸ホールで林家こぶ平の高座を見た。

最初はちゃんと座って話していた「こぶちゃん」はやがて高座のフチに腰掛けたりして、前衛ぶりをアピール。動きでも笑いをとる。

噺の内容は、母さんのカヨコが、姉さんのみどりが、と家族をネタにした漫談。相変わらずだなあと進歩のなさに感心。ま、お父さんも進歩のない人だったが、あれはあれでひとつのスタイルを作り上げたのだから評価できる。

さて、こぶちゃんはその後、ちゃんと落語ができるようになったのだろうか。なんでも最近は古典落語を中心にやっているのだとか。新作でもいいからちゃんと芸を見せてくれるなら納得するのだが。

襲名披露はチケットを取るのが大変そうだ。通常の寄席興行に出てくるなら見に行きたい。

落語家は通常の寄席の興行に休まずにちゃんと出てくることも大切だと思う。売れっ子はたいがい寄席を休む。小朝なんかも番組(興行のプログラム)に名前があっても休んでばかり。今日はだれそれが出ると喜んで出かけてもお休み。これじゃ、寄席は衰退するばかり。売れっ子にはそういうことも含めて落語を考えて欲しいものだ。

※追記
 目当ての落語家が休んでいることがわかるのは木戸銭を払って中に入って当人の出番になってから。別の人が出てきて、ピンチヒッターになった経緯を面白おかしく話して噺に入る。これが他の商売なら、金返せとなってもおかしくはない。
 文朝の場合、「いまさら小朝の落語なんて聞いても何も得ることはありません」と断言するのが決まり文句。
 客席から「おまえもな」と返したいところだが、寄席が凍りつきそうで怖くてできない。(実際にそう思ったのではなくて、2ちゃんねるネタを使いたかっただけです。文朝師匠、スンマソン。)

林家こぶ平 改メ 九代林家正蔵 襲名披露“特選落語名人会”…チケット販売

正蔵襲名に14万人 こぶ平さんに「九代目」のかけ声…ニュース記事

【関連ブログ記事】
こぶ平の「正蔵」襲名に、私は反対します(もう襲名しちゃったけど)
林家こぶ平の、九代目林家正蔵襲名に関して
  

2005年03月05日

カメラ男が女児に声かけ

●福島で声掛け
 4日午後4時30分ごろ、福島市杉妻町の路上で、徒歩で帰宅途中だった女児2人=いずれも(11)=が、知らない男に声を掛けられた。福島署は注意を呼び掛けている。調べでは、男は「写真を撮らせて」などと声を掛けた。女児2人は無視して逃げ、被害はなかった。男は30代ぐらいで黒っぽいジャンパー姿、カメラを持っていた。

福島民友新聞社

声かけて写真を撮ろうとしただけで犯罪者扱いか。

女の子に声かけて写真を撮っている光景は表参道でよく見るけど、あれは雑誌とかの取材なわけで、個人的にやると通報なのだろうか。

相手が11歳だからまずいのだろうか。福島が田舎だから過剰に反応しているのだろうか。

スナップ写真を撮っているだけで通報されそうな勢いだな。
  

2005年02月28日

「おたく:人格=空間=都市」への疑問

昨日のNHKのETVの新日曜美術館で「都市を変えるポップカルチャーOTAKU・おたく」と題して、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館の展示を紹介していた。

ビエンナーレでのタイトルは「おたく:人格=空間=都市」。「おたく」がなんで建築なのかというと、秋葉原は街に集まる「おたく」に合わせて変貌したから、ということらしい。たしかに美少女モノをあつかう萌え系の店は増えているけど、べつに建築物はさほど変わっていないと思う。少し強引じゃないのか?

おたく:人格=空間=都市 ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展-日本館 出展フィギュア付きカタログ


今回のビエンナーレでは一番話題になったし、評価も高かったそうだ。

それはそれとして、気なったのは「萌え」を「わび」「さび」と並ぶ日本的価値観として紹介していたことだ。わびやさびは美意識だけど、萌えは現実の女性に向かえない病理性の表れではないだろうか。

そこに美意識があるにしても、わびやさびとは美の意味空間上の位置がぜんぜん違う。たとえば「さび」は渋み、意気、地味、上品に関連するが、「萌え」はそれらとはすべて対極の甘味、野暮、派手、下品に関連するように思う。つまり「さび」の真逆の美意識が「萌え」じゃないだろうか。

この日本館の展示は日本に戻ってきていて、現在東京都写真美術館で展示中だ。さて、見に行ったものだろうか。


参考文献:『「いき」の構造』(九鬼周造、岩波文庫)
  

2005年01月06日

オンライン古本屋での買い物

昨年のことだけど、オンライン古本屋で2冊の写真集を買った。

一冊目の『IZIS Photographies 1944-1980』は日本で開かれた『巴里を愛した異邦人 イジス写真展』の図録。カバーの端がちょっと切れていたけれど、他はキレイな状態だった。これは古本うさぎ書林で購入した。

古本うさぎ書林はオンライン専門で店舗は持っていないそうだ。店主の芳賀健治さんは古本屋に関する著作『インターネットで古本屋さんやろうよ!』もある。先日の北尾トロさんの本を参考にしながらオンライン古書店を開いたそうだ。

2冊目の『WILLY RONIS』もまた日本で開かれたウイリー・ロニス写真展の図禄だ(フランス語読みだと「ス」は発音しないらしい)。こちらは古書ホップさんで購入。オンライン販売だけでなく大阪に店舗もある。

今回買ったのは、新刊書店にはもちろん置いていないし、近所の古本屋でもめったにない本だ。オンライン古本屋はこういう入手しにくい本が簡単に手に入るのでじつに便利だ。良書を揃えてくれるお店にはぜひ頑張っていただきたい。
  

2004年12月26日

「このブログがすごい」に選ばれた

『このブログがすごい!2005』(別冊宝島編集部 )

本屋で立ち読みをしていたら、『このブログがすごい!2005』(別冊宝島編集部 )というムックのような本が出ていた。中身を見てると、「Cozy's 東京スナップ」がジャンル別ベスト5に紹介されていた。

紹介されていたジャンルってのが「街ネタ」。選者の解説を読むと、街ネタとは飲食店や街の情報を紹介するジャンルであるらしい。少なくとも選者はそういうブログを探していたようだ。だとしたらこのジャンルに「Cozy's 東京スナップ」を選んだことは無理がある。散歩写真はただぶらぶらと歩いては写真を撮ることなのだから、食べ歩きとは志向が違う。

どうやら選者は適当なブログがなくて苦労したらしい。で、仕方なくちょっとイメージと外れるけど、ここを選んだということなのだろう。

それはともかく、ブログのベスト20というのも選んであって、ざっと見たけど、読みたいものはひとつもなかった。おすすめ本とかおすすめCDなんかもそうだけど、個人の好みはいろいろなので、選者と嗜好が合わないとどうしてもピンと来ない。

『このブログがすごい!』の編集部のブログ
  

2004年12月25日

イエス・キリストの言葉です(クリスマスによせて)

欧米ではクリスマスは家族と過ごすのが普通だとよく言われる。たしかにその通りかもしれないが、しかし、それは俗化して骨抜きにされたキリスト教であって、本来のイエスのラディカリズムは家族主義とは対極にある。

「わたしが来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ。わたしは敵対させるために来たからである。人をその父に、娘を母に、嫁をしゅうとめに。こうして、自分の家族の者が敵となる。
わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしくない。わたしよりも息子や娘を愛する者も、わたしにふさわしくない。また、自分の十字架を担ってわたしに従わない者は、わたしにふさわしくない。自分の命を得ようとする者は、それを失い、わたしのために命を失う者は、かえってそれを得るのである。」(マタイによる福音書 10章34節〜39節)

いろいろな解釈もありえるだろうが、私はこの言葉を「家族主義はエゴイズムの延長である」という視点から批判しているのだと思う。ナショナリズムも同じ理由で否定されるだろう。イエスは神の国しか認めてない。

イエスは到底普通の人には受け入れられない思想家だ。イエスについていこうとした青年はイエスに財産をすべて貧しい人に与えろと言われ、断念している。そのあとのイエスの言葉がまた激烈だ。「はっきり言っておく。金持ちが天の国に入るのは難しい。重ねて言うが、金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」(マタイによる福音書 19章 23節〜24節)

家族主義と私有財産を肯定し、安定した収入を得ようとする一般人がこのようなラジカルな思想を持った男の誕生日を祝うのは矛盾している。矛盾しているからこそ、原始キリスト教がいかに変質し、俗化していったのか、いかに布教を成功させたのかというテーマはきっと面白いに違いない。(そういう本をいずれ読みたいと思っている)

タイトルの「イエス・キリストの言葉です」というのは、渋谷や新宿の街頭で宣伝カーから流れている例の音声から拝借した。あの宣伝カーの言葉はちょっと不気味な印象を与える。しかし、イエスはそういう思想家だ。この世はもうすぐ終わるとおどし、財産を捨てて私に従えと言っている。普通の人が聞けば不気味に思う。さまざまな新興宗教の事件を連想するだろう。しかし、そのラディカルさを抜きにしてイエスを考えることはできないのだ。
  

2004年11月28日

ギター侍、波田陽区の資生堂事件

オリジナル記事が消えたようなので、波田陽区(はたようく)の資生堂事件を再録する。

若手芸人の一発ギャクから火が噴いた“資生堂事件”の舞台裏

「こりゃ、例の視聴率問題より深刻な事態」「ひょっとすると、“終わりの始まり”になるかもしれない」 ――テレビ関係者の間で、こんなふうに語られているのが日本テレビだ。

日刊ゲンダイ本紙既報の「エンタの神様」舌禍事件が最悪の結末を迎えようとしている。

「例の舌禍問題で日本テレビに怒り心頭の資生堂が、ついにスポンサーを降りることを決定・通告したのです」(事情通)

事件を知らない人のために、簡単に経過を説明すると、発端となったのは資生堂ほか数社提供の「エンタの神様」(9月18日放送分)。 番組に登場した売り出し中の若手芸人・波田陽区が、資生堂1社提供の看板番組「おしゃれカンケイ」を「汚れカンケイ」とオチョクった。これに怒った資生堂が「スポンサーを降りる」と言いだしていたのである。「資生堂の怒りはチェックできなかったプロデューサーに向かい、日テレ側に厳しい処分を求めていた。ところが、コトを軽く考えていた日テレ側は“厳重注意”でお茶を濁そうとした。これが資生堂の怒りに油を注ぎ、『エンタの神様』のスポンサーからの降板を決定したのです」(代理店関係者)

これだけで、日テレにとっては年間約6億円の損失となる。さらに、最悪の事態も考えられるという。

「資生堂はオチョクられた当の番組『おしゃれカンケイ』からの降板も検討しています。こちらは1社提供だから、降りられたら10億円を超すマイナスになる。お笑い芸人のたった一言で16億円がパーですから、日テレの衝撃は計り知れません」(前出の事情通)

日テレの広報に確認を求めたところ、「スポンサーとの契約につきましては公表しておりません」とのことだったが、資生堂はあっさりと「『エンタの神様』は当社が提供するにはふさわしくない番組と判断して、次回放送分から降りることにしました」と認めた。資生堂といえば広告主協会の幹事も務めるナショナルスポンサー。ここにソッポを向かれた日テレは、視聴率問題以上の激震に見舞われている。 (ゲンダイネット)


事件の発端となったネタはこれだ。

おしゃれカンケイ「古館と渡辺満里奈がゲストを呼んでおしゃれトークお見せします」って言うじゃない
でもアンタ、細木数子とか杉田かおるとかゲストがおしゃれじゃない時の方がぜんぜん盛り上がってますから〜、残念!
日曜夜10時は『汚れカンケイ』の方がオモシロイ斬り〜


今年の忘年会はギター侍の波田陽区の真似するやつが続出するんじゃなかろうか。
同僚だけにしておけばいいのに、上司も斬っちゃって、切腹ならぬ首切りなんてオチがついたりして。

ギター侍「波田陽区」のネタ集

私、あんまりお笑い番組も見ないので、この人のネタもよく知らなかったけど、これを読むとけっこうシビアなのも多くてなかなかよい。がんばれ、波田陽区。

波田陽区のプロフィール…はてなダイアリーの解説記事

ハタハタパタ[魔法のiらんど]…波田陽区の公式サイト

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2004年11月23日

アクセスアップは金とセックス

アクセスアップの秘訣は金とセックスだ。これははっきりしている。

人気blogランキングでもライブドアのランキングでも上位にいるブログのほとんどは金かセックス(エロス)に関係している。

たとえば現在の人気blogランキングの総合ランクベスト10を分類すると、このようになる。

第1位 さきっちょ&はあちゅうの悪あが記…セックス
第2位 はあちゅう主義…セックス
第3位 小娘のトレード日記…金、セックス
第4位 おとなの恋草子…セックス
第5位 uwasa.tv〜芸能界の噂話〜…金、セックス
第6位 さきっちょの就職日記…金、セックス
第7位 Cozy's 東京スナップ…セックス
第8位 株/新選組…金
第9位 韓国ドラマとプードルと…セックス
第10位 芸能界総合研究所…金、セックス

広義の金、セックスにかかわるものばかりだ。これだけだと強引じゃないかと思われかねないので、少し解説をつけよう。

まず第1位「さきっちょ&はあちゅうの悪あが記」。女子大生二人がクリスマスまでに彼氏を作ろうという日記。若い女性を売り物にしているだけですでにセックスに分類できるのに、写真まで掲載している。ほとんどの男は性的好奇心を持ってアクセスしている。さらに彼氏を作るというのでエロスに拍車がかかる。このブログはけっこう笑わせるネタを書いている。エロと笑いの坩堝(るつぼ)である。

第2位「はあちゅう主義」。1位の女子大生の片割れ。若い女はセックスに分類する。

第3位「小娘のトレード日記」。ブログ名に「小娘」といれて性的関心による集客をねらっている。株のトレードはずばり金儲け。

第4位「おとなの恋草子」。サブタイトルに「婚外恋愛の大人セックスについて思ふ事」とあるようにセックスがテーマ。

第5位「uwasa.tv〜芸能界の噂話〜」。芸能ネタである。芸能人はその性的魅力で人をひきつけるのだから、広義のセックスだ。芸能スキャンダルに金、セックスはつきもの。

第6位「さきっちょの就職日記」。1位の女子大生の片割れ。若い女なのでセックスに分類。さらに就職で金がらみ。

第7位「Cozy's 東京スナップ」。メインは写真と書評だが、ネタにしばしば若い女性を使う。シャラポワのセクシーショットなどの露骨な記事もある。

第8位「株/新選組」。株がテーマでずばり金儲け。

第9位「韓国ドラマとプードルと」。韓国ドラマは魅力的な男女俳優が出てくるのでセックス系だ。ドラマも恋愛が中心。これがエロスでなくてなんなのか。

第10位「芸能界総合研究所」。芸能は金、セックスとは解説済み。

ということで、そのテーマが金とセックスにかかわるものが上位を占める。世の中そんなものだ。ブログも例外ではない。

で、結論はこうだ。「若い女のブログはアダルトに分類せよ」。

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2004年11月18日

写真をすべて削除した

ライブドアブログにあった自分の写真画像をすべて削除した。見た目は何も変らないが、すべてinfoseekに置いてある画像にリンクを張ってある。infoseekはもともと自分のホームページのあった所なので(今は保管庫となっている)、ftpでまとめて画像をアップロードして、imgタグを書き直しただけ。

ついでにSEO対策としてaltにもキーワードを入れておいた。抜かりはない。

今日アップした「浅草おじさん洋品店」は最初からインフォシークに画像をアップロードしてからライブドアに書いたものだが、やってみるとこの方がずっと楽だ。画像はftpで一括で上げられるし、ファイル名は自分でつけられる。リンクもimgタグのテンプレートを用意しておけばファイル名を入れるだけでいい。画像の差替えも簡単に出来る。

これで写真とキャプションが「込み」で無断利用される心配はなくなった。キャプションだけを見ても意味不明なのでリンク化だけで十分な効果はある。メインコンテンツは守ったので、ひと安心。

あとは書評やコラムなどのテキストものをどうするかだ。書評はぶっちゃけ当blogでは人気のないコンテンツだ。今後は手抜きで書いていこうかなどと思案中。インターネットでは文字数が少ないほうが読まれるので、ちょこっと感想を書く程度のほうがアクセス的にはプラスかもしれない。(自分からすると写真を撮っている時間より本を読んでいる時間のほうがずっと長いので複雑な心境)

コラムはリンクがあってこそ意味のあるようなものを書くのがいいかもしれない。実際、ここのコラムはそういうのが多い。報告シリーズみたいなリンクバリバリコラムね。

じゃあ、移転しなくていいのか? いや、この不自由な状況からはやはり脱出したい。引き続き転居先を探すことにする。ちょっと待っていれば、ライブドア難民を受け入れようと名乗りを上げるブログサービスがいくつもでてくるんじゃないか。

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2004年11月17日

ライブドアに著作物を盗まれるな

今回のライブドアの規約の改悪はblogをネタにして雑誌の出版と単行本の出版を用意しているってことだろう。つまりは2ちゃんねるのマネをして儲けたいってこと。あきれるほどの厚顔ぶりだ。堀江社長の顔が浮かぶ。

利用規約の一部変更につきまして[11/16さらに追記しました]

ライブドアにかわるいいblogがあればさっさと移りたいのだが、アフィリエイトが使えるかとか著作権の扱いはどうか、操作性はどうか、CSSやHTMLの改造は出来るのか、などいろいろ検討もしなければならない。移転作業も面倒くさそう!

とりあえず、写真は削除して別のサイトに移動することにした。そちらのサイトからライブドアにリンクをはる。そうすれば少なくとも写真はライブドアに勝手に使われることはない。

最初の方の数枚を試してみたら、まったく問題はないようだ。当たり前だけど。

容量制限の問題があったので、どのみち写真の移動はやるつもりでいたので、これだけを先に済ませ、それから後のことを考えることにしたい。

  

2004年11月16日

アフィリエイトの楽しみ

ほとんど収入としての見込みのないことがわかったアフィリエイト(おもにアマゾン)だが、お金以外のメリットもあるのでやめるつもりはない。

まずは商品の画像が使える利点がある。一般書籍、写真集、CDの表紙画像を載せることでサイトの見栄えが格段によくなる。blogに箔がつくという感じだ。アフィリエイト契約をしていないといつ画像を使うなと注意を受けるかわからない。そんな心配をすることもなく、著作権のある画像が使えるメリットは大きい。

もうひとつは、それぞれのリンクに対するクリック数がわかることだ。購入にいたらずともどの商品にクリックがあったかがカウントされていて一覧で見ることが出来る。このクリック数を見れば、blogに来た人の関心度がわかる。

今まで一番多いクリックはEOS Kiss Digitaの523回なのだが、これはたくさんの記事でリンクをしていたので当然だ。そういう繰り返し掲載したリンクや長くトップページ置いてあったリンクなどは除外して、記事中のリンクへのクリック数だけを見ると、なんと1位は『紺野あさ美写真集 「ASAMI KONNO」 』の165回だった。2位の『レンズの向こうに自分が見える』が32回なので紺野写真集が突出した関心を集めたことがわかる。

自分が力を入れて書いた書評よりも、文章の途中にちょろっと入れたリンクのほうが人気があることもある。こういうのを見ると面白いものだなと思う。

うれしいのはやはりこれはいいと褒めたものがクリックされたときだ。さきほどの『カメラの向こう…』などはそのひとつ。

できればアフィリエイト以外の普通のリンクのクリック回数も知りたいけれど、それは無理。せめてアフィリエイトへのアクセスを見て、関心の傾向を探って次はこういうのを取り上げたほうがいいかな、などと考えたりしている。

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2004年11月14日

宇多田、全米売上2万枚

Exodus/Utada

宇多田ヒカルの全米デビューがちょっと前に話題になっていたが、現在までのアルバムの総売上は2万2057枚。すでにランキングチャートでは200位圏外となっている。先ほどたまたまかけた和田アキ子の番組で紹介していた。

ネットで調べたところ、ビルボード初登場が総合160位だったので、ほとんど注目されずに消え去ったことになる。まさに「石のように黙殺された」のだ。
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